2024年5月12日

テモテへの手紙第二　4章1〜8節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 努めを果たす ＞


中心聖句：“あなたはどんな場合にも慎んで、苦難に耐え、伝道者の働きをなし、自分の務めを十分に果たしなさい。”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（テモテへの手紙第二４章5節）

１．皆様、お久しぶりです。早いもので、私が東京教会から鎌倉深沢教会に転任しましてから、もう10年が経ちました。　本当にあっと言う間に感じます。

　今年、驚きましたのは、１月にＴＭ姉が突然に天にお召されになった事です。今日はＴＭ姉の思い出を語らせて頂きつつ、メッセージいたします。


２．ＴＭ姉が最初に東京教会に来られたのは、前の会堂の時でした。来られて間もなく転会を希望され、今思えば、主が遣わして下さったのでしょう。

　そして2009年、この新会堂を大家さんに建てて頂いた、その年の秋頃、「我が家で家庭集会を開きたいんです。」とおっしゃいました。ご存知の通り、ＴＭ姉はお友達がいっぱいおられる訳ですが、自分の口では聖書の事を上手く伝えられない。それで家庭集会を開いて、牧師に聖書の話をして欲しいという訳です。これは新会堂が与えられただけではなく、イエス様が新しい伝道の業をなそうとしておられるんだと思って、お引受けしたのが始まりでした。


３．そんなＴＭ姉が今年１月に突然、天に召されたという事をお聞きした時に、　「ああ、ＴＭ姉は、家族や大事な友達に証しをするという、大切な役目を果たし終えたのか・・・」と思って、非常に感慨深い思いになりました。

“私が世を去る時が来ました。私は勇敢に戦い抜き、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました。あとは、義の栄冠が私のために用意されているだけです。”

　私たちは、牧師であれ信徒であれ、それぞれに、この限られた地上生涯の間の「役目」があるのだと思います。イエス様のため、そして誰かのために、主がそれぞれの賜物を用いられる。そして定まった時が来た時、そのマラソンはゴール・イン！となります。　天に召されるその日まで、それぞれに与えられた使命を果たさせて頂きましょう！



　　　　　　　　　　　　このペ−ジのTOPへ　　　　　前週へ　　　　翌週へ　　　　　一覧表へ戻る