2023年12月31日

詩篇　23篇1〜6節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 主なる神にただ感謝のみ ＞


１．主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません。
　主は私の羊飼い、私は主の羊 主は私の王様、私は主の民 主は私のお父さん、私は主の子ども 主は私の夫、私は主の嫁 主は私の先生、私は主の弟子 入れ替える単語は違いますが、意味することは全部同じです。 主が守ってくださり、助けてくださいますが、私達はそれに従います。 心と心を分かち合う人格的な、緊密な関係であることが同じです。

　主が予め備えてくださるので、乏しいことがありません。養う責任が主にあります。 私は主について行けば良いです。主について行かないで、自分勝手な道を歩き出すとすべてが乏しくなり、命さえ危なく なります。しかし、主は愛のお方なので、私を見つかるまで探し求めます。

　皆様の中、もしかして、さまようお方がおられましたら、これ以上さまよわないで、主 について行きましょう。自分勝手な道を歩いて、最初は自由を感じたかも知れませんが、恐れだけ残ります。 私たちは生きて行けば生きていくほど恐れを感じます。若い時は何も知らず、何でも大胆にやりましたが、人生甘くないことを悟りました。


２．主は私を緑の牧場に伏させ いこいのみぎわに伴われます。
　主が羊のためになさる主な仕事です。 緑の牧場、いこいのみぎわは食べ物、飲み物があるところです。平和、平安、安全の象徴です。主がそばにおられるから、豊かな生活ができて、平和、安全が保障されます。主がそばにおられなかったら、直ちに生存競争のバトルの場と変わります。主が私のそばから離れることはありません。 問題は私が自分勝手に御側から離れることがあります。


３．主は私のたましいを生き返らせ
　私達は一年間忙しく過ごしました。忙しく過ごせるために元気が必要です。その元気はどこから来ますか？　皆様の元気はどこから来ますか？　多くの方に元気がありません。やる気が無く、無気力です。目標もありません。 頑張りたいですが、頑張れません。 元気が無く、やる気がわかない人は何を、どうすれば良いでしょうか。 正直に私たちに答えがありません。申し訳ございませんが、牧師にも答えがありません。

　 人の生きる元気は元々、生まれつきのようについているものですが、途中で元気を失い ます。再び元気になることも主がなさる御業です。私達の魂を生き返らせることの出来る主なる神に祈りたいです。主なる神よ、父なる神よ、子ども達の私たちを生き返らせてくださいと祈りたいです。

　御名のゆえに私を義の道に導かれます。御名のゆえに：主が途中で私たちを諦めてしまうと主の御名が恥ずかしくなります。 神の栄光のためにも私たちを最後まで諦めることをせず、導いて下さいます。 この信仰が私たちに安心感をくださいます。 この信仰が私たちの心に平和をくださいます。 たとえば、4 節です。


４．たとえ 死の陰の谷を歩むとしても 私はわざわいを恐れません。あなたがともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖 それが私の慰めです。
　 一年間私たちにいろいろ大変な事がありました。その時、私達はどのくらい平和、平安を保ったのでしょうか？　私達は毎年、練習しています。大変なことがあっても、どのくらい平和・平安を保てるかの練習です。来年も毎月のように、毎週のように大変な事があると思いますが、その時、私達は平和、 平安を保てるのでしょうか。 来年も練習は続きますので、楽しみにしましょうか。

　天国に帰る日まで試練は無くなりません。ですから、無くならない試練であるなら、信仰の練習だと思ってみましょうか。 試練が無いと主が共におられることが感じられません。 試練のただ中で、私たちは主がすぐそばにおられることを悟ります。 主の杖がこの世の攻撃から私たちを守ってくださいます。


５．私の敵をよそに あなたは私の前に食卓を整え 頭に香油を注いでくださいます。 私の杯は あふれています。
　私の敵がいます。試練の中、躓くように邪魔するサタンがいます。そして、サタンに用いられている人の中に私の失敗を待っている人がいます。私の敵の前で主は、主ご自身が生きておられる証拠を見せてくださいます。

　自分の人生の最終目標は主が生きておられることをこの地で証明することです。ですから、自分はわざと難しい選択をする傾向があります。楽な道、簡単な道があるのに、あえて難しい選択をしています。難しければ難しいほど、神の御業だと皆が認識します。若い世代の皆様に神が生きておられることを一度見せる必要があります。自分が苦労することは良いですが、願わくは是非、この地において主が生きておられる ことが証明できることを願っています。


６．まことに 私のいのちの日の限り いつくしみと恵みが 私を追って来るでしょう。 私はいつまでも 主の家に住まいます。
　ダビデは生涯、経済的にも多いに祝福されました。 金銀、鉄、青銅や宝石、飾り物、数えきれないほどありました。しかし、彼はお金よりは神の慈しみと恵みを求めました。 私達もお金よりは主の慈しみと恵みを求めたいです。金銀は一番危ない時、私を助けてくれることは出来ません。しかし、主の慈しみと恵みは私の一番危ない瞬間、私を助けてくださいます。

　ダビデは息子のアブサロムが反乱を起こした時、何も持たず、ひたすら逃げました。 エルサレムに残しておいた山ほどの金銀、宝石など何の役にも立ちませんでした。 ダビデは急いで逃げる時、神の慈しみと恵みを求めました。 彼がこんなにひどい目に合った理由は彼自身の大きな罪の故でした。 ですから、ダビデが主に祈れることは一つだけです。

　助けてください、救ってくださいと祈れる資格すらありません。 罪による報いなので、主なる神に申し訳なくて祈りも出来ません。 ただ一つだけは祈りました。 慈しみ深い主なる神様、私をあわれんでください、主の恵みをください。

　この一年間を振り替えてみると私達は神のあわれみとめぐみによって守られました。 感謝のみです。 私達は一年間を導いて下さいました主なる神にただ感謝しましょう。



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