2020年4月12日

ルカによる福音書　24章13〜27節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 二人の信仰の友 ＞

　イースター、おめでとうございます。復活のイエス様の力が主の教会の上に、皆様のご家庭の上にありますように。さて、今日の箇所には二人の信仰の友がいます。彼らはイースターの日、エルサレムからエマオの町に下っているところでした。彼らは多くの弟子たちの中でも行動を共にする親友だったようです。３３節を見ると二人は１２使徒ではありません。二人の弟子は七マイルの長い道を歩きながら先週一週間のいっさいの出来事を話し合いました。特にイエス様の十字架の事を中心に話しました。復活に関しても話しましたが、半信半疑です。

　彼らがイエス様の死と復活に関して色々語り合い、論じ合っているとイエス様が二人のところに来られました。二人の間にイエス様が入られたので、三人が仲間になりました。最初、二人の友達は目がさえぎられて復活のイエス様だと気づきませんでした。イエス様が二人の真ん中に入られ、二人の質問を聞き、彼らに説明されました。二人の弟子は本人のイエス様の前で一週間の出来事を詳しく話しました。特に十字架のこと、死なれたこと、そして、今朝聞いたばかりの復活の事に関して話しました。イエス様はこれらの話を全部お聞きになった後、旧約からの預言を詳しく説き明かされました。

イエス様に出会ってから彼らの人生が１８０度変わりました。
１．疑問（１４節）だらけの人生から確信に溢れた人生に変わります（３２節）。
　「このいっさいの出来事について」：死と復活に関して疑問だらけでした。聖書を説き明かしてくださったので、確信が与えられました。答えられた人は確信に満ち、生き生きとした人となります。


２．悲しみ（１７節）から心が熱くなりました（３２節）。
　二人の弟子たちはイエス様の死で落ち込んでいます。エルサレムから地方に行くので、下り道なのにしんどいです。しかし、イエス様からの教えを聞いて心が熱くなりました。情熱になりました。


３．目がさえぎられていた（１６節）のが明るくなりました（３１節）。
　彼らはイエス様が目の前におられうのに、イエス様だと気づいていません。しかし、イエス様が彼らの目をあけて下さいました。真実を教えて下さいました。


４．二人だけの少数でしたが、１１人の多数（３３節）に加わりました。
　現在は二人だけの友です。しかし、イエス様が彼らのところに現れたので、彼らは多くの信仰の友のところに立ち帰ることが出来ました。


５．元気になりました。
　エルサレムから下る時は疲れていました。下り道なのに疲れて時間がかかりました。しかし、イエス様に出会ってから、元気が溢れて食卓から立ち上がって、夜なのに、ただちにエルサレムに帰りました。


６．イエス様に出会った私たちはいかがでしょうか？
　イエス様に出会ってから変わりましたか？　イエス様に出会って非常に良かったと思っていますか？　イエス様に出会った人は人間が変わります。まるので新しく生まれたかのように変わります。ですから、教会では霊的に新しく生まれたと言います。イエス様に出会った人は１８０度運命が変わるので、まるで別人のようになります。ですから、教会では新しく造り変えられたと言います。


　私たちの間にイエス様はいつまでもおられます。イエス様は私たちのリーダとして人生を導いて下さいます。イエス様は私たちの先生として分からない人生の質問に答えて下さいます。イエス様は誰よりも私たちの一番の親友です。一番の親友は友のために代わりに命を捨てます。私の代わりに命を捨てて下さいましたから、誰よりも大事な親友です。

ヨハネ１５：１３
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」

　 イエス・キリストが命を捨てることによって、私たちを友にしてくださいました。ですから、これからもとなりの信仰の友達と一緒に、互いに支え合いながら、イエス様と共に歩みましょう。



　　　　　　　　このペ−ジのTOPへ　　　　　前週へ　　　　　翌週へ　　　　　一覧表へ戻る