2020年3月29日

マタイによる福音書　22章35〜40節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 神と人を愛しなさい ＞


　『心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。
　『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』


１．神を愛しなさい。
　旧約の中心は天地創造の神を知って、神を愛することです。礼拝も奉仕も神を愛している表現の一つです。神を愛する心がなければ礼拝は苦しい時間です。私たちに取って礼拝の時間は何でしょうか？　私はなぜ礼拝を大事にして、神様にささげているのでしょうか？　私たちは神を愛しているので礼拝していますが、しかし100％ではない時があります。神の要求は100％を求めておられます。

　礼拝の時の姿勢をみると100％なのかどうか分かります。体は礼拝の場所にいますが、心は集中していない時があります。心、精神、思いを集中して礼拝に臨みましょう。礼拝を生き生きとしたものとしてささげられる一つの方法があります。この礼拝が私の最後の礼拝だと考えることです。最後の礼拝だと思うと礼拝プログラム一つ一つに集中できます。この一時間の礼拝は大事です。なぜなら六日間の生活を代弁しているからです。

　クリスチャンの生涯において色々のことが大事ですが、神を愛することが大事です。そして、神に愛されることが大事です。これより大事なことはありません。人生の成功は競争に勝つことではなくて、神様に愛され、愛されるがゆえに神からのあらゆる祝福と恵み、導きがあることが成功です。何よりも神を愛する人になりましょう。


２．隣人を愛しなさい
　ここで隣人は誰をさしますか？　私にとって隣人は誰ですか？　神にとって私の隣人はだれですか？　私にとって隣人は私を愛してくれる人です。しかし、神にとって私の隣人は私に助けを求めている人です。

　私の隣人は未信者でもあり、すぐそばで共に礼拝している兄弟姉妹でもあります。未信者も大事な隣人であり、同じ信者も大事な隣人です。未信者も愛しなければなりませんが、同じ信者も愛しなければなりません。現時点において私が愛しなければならない隣人は誰でしょうか？　私が愛しなければならない隣人は近くにいます。


３．つくして、自分のように愛しなさい
１）神を信じている私たちは神を愛していることは愛しています。それは確かです。しかし、心を尽くして愛しているのかが問題です。神を愛していることは愛していますが、心を尽くして愛しているかは一生涯の課題です。

　心をつくし、精神をつくし、思いをつくして、神を愛せよ
3回続けて「つくし」を強調しています。本当に「つくしているのか」、

　心をつくして神を愛していないのは偶像崇拝です。偶像崇拝には積極的な偶像崇拝と消極的な偶像崇拝があります。神の形を作って拝むのは積極的な偶像崇拝です。心をつくして神を愛しないことが消極的な偶像崇拝です。私たちは積極的な偶像崇拝はしませんが、心をつくしていない消極的な偶像崇拝はやっています。

２）神を信じている私たちは兄弟を愛していることは確かです。しかし、自分のように愛しているかが問題です。兄弟を愛していますが、自分のように愛しているのかは生涯の課題です。

３）愛は聖霊に満たされた証拠です。神と人への愛があるときは聖霊に満たされています。反対に神への無関心、礼拝への無関心、み言葉への無関心、家族や隣人に無関心になる時は聖霊に満たされていません。

　私たちは正直、忙しい生活の中で無関心になる時があります。愛するところか、自分のことだけで精一杯だと感じる時があります。楽しみもなく、喜びもなく、何の変化もなく、心の中に愛がないことを自ら感じます。その時は聖霊に満たされていません。自ら感じます。その時は聖霊に満たされていないことを自ら感じます。

　私たちは自ら、自己診断してみましょう。神と人への関心と愛が以前ほどではないのであるなら、何をどうするべきなのか？　問題意識をまず持っていて、神に祈りますと聖霊が治療法も教えてくださいます。愛の心を与えて下さり、聖霊充満の恵みを与えてくださいます。


結論
　神を愛する、人を愛することは別々の項目ではありません。イエス様は私たちに生きる理由、奉仕する理由を二つにまとめてくだいました。
　神への愛、人への愛 神への愛、
隣人への愛のルールは永遠に変わりません。



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