2018年10月28日

テサロニケ人への第一の手紙　5章6〜18節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜神様が求めておられる事 ＞


　テサロニケ教会を通して神様が私たちに求めておられることを見たいと思います。

（１）艱難の中模範になれるテサロニケ教会（１：６−７）
使徒パウロはテサロニケ人への手紙を通してテサロニケ教会が多くの艱難の中で、 聖霊による喜びをもって御言を受けいれ、わたしたちと主とにならう者となり、こうして、マケドニヤとアカヤとにいる信者全体の模範になったことを褒めています。

（２）目をさまして慎んでいなさい。（５：６）
　テモテを送り励ましながら5書で主の日、終わりの日、再臨に関して教えます。(５：１-３)
いつ主が再び来られるかわからない、突然来られるのですから、どうするのか、
「だから、ほかの人々のように眠っていないで、目をさまして慎んでいよう。」（５：６）といっています。

（３）イエスキリストの十字架を覚える。（５：１０）
　目をさますとはイエスキリストの十字架の死によって救われた私たちは主と共に生きることをいつも覚えることです。


＊具体的には生活の中でどうするべきなのか？　神様がもとめておられることは何でしょうか？
（１）いつも喜んでいなさい(１６)
　ここで、いつもというのは、うれしい時、良いものが与えられた時、うまくいく時だけではなくどんな状況でも喜んでいなさいとのことです。喜ぶ事が出来ない時でも私を救い出してくださった神様が共にいる共に生きるから喜ぶ事が出来ます。神様の故に喜んでいなさいと教えています。

（２） 絶えず祈りなさい（1７)
　同じくどんな状況でも祈りなさいと言っています。何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。（４：６-７）　感謝をもって祈る時平安を得、喜ぶ事が出来ます。

（３）すべての事について、感謝しなさい。（１８）
　このすべてというのもどんな状況でも感謝しなさいです。この感謝は神様のなさったことすべてが良いことだという感謝です。苦しみも悲しみもすべてが神様のなさることですべてが神様の愛による良いもの恵みだという感謝を言います。 神様がこの世の終わりの時代に私たちに求めておられることは、十字架の救いの恵みによっていつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感謝することです。



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