2018年8月26日

イザヤ書　43章18〜19節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 主は常に新しいことをなされる！ ＞


１．お懐かしい皆様、お久しぶりです！　実に４年半ぶりに、ここに来させて頂きましたが、バタバタ引越しの準備をして、ここから異動していったのが、昨日の様にも思います。

　今回、どの御言から語らせて頂こうかと、何がふさわしいだろうかと、だいぶ悩みましたが、やはり、この御言が示されました。
　イザヤ４３：１９、「見よ、わたしは新しい事をなす。」

　覚えておられる方もあるでしょうか？　この御言は忘れる事が出来ません。2007年、ちょうど東京教会が創立２０周年を迎えた年、その年の標語聖句として示されたのが、この御言です。　「果たして本当に新しい事など、起きるだろうか」と、半信半疑でいましたが、その年、大屋さんである渡辺さんから、この新会堂のご提案を頂きました。

　皆その時は「新しいのはいいけど、家賃が高くなるのは心配だ」と言っていたけれども、でも皆、信仰を持って「そのご提案を受けましょう」という事で、２年後の2009年にこの新会堂が建てられた訳ですね！　その時には色んな不思議な素晴らしい事が幾つもあって、「主の山に備えあり」主があらゆる事を備えて下さいました。


２．けれども皆さん、私は昔の懐かし話をしに来た訳ではありません。この御言を、以前の話ではなく、今、改めて、信じて、握って、受け入れて頂きたいと思います。というのは、今日の題につけましたように、＜主は常に新しい事をなされる＞からです！　常に、いつも。例えるなら、泉や温泉が、常に新しい水が沸き上がってくるように、　常に新しい恵みを私たちに注がれようとなさる！　だから１８節でこう言われています「あなたがたは、さきの事を思い出してはならない、また、いにしえのことを考えてはならない。」

　昔の恵みを、勿論、思い出して、感謝していいんだけれども、いつまでもそればかり思い出さなくてもいい。なぜなら、もっと新しい、更に素晴らしい事を、するからだ！と。


３．私が知らない、皆さんにとってのこの４年間の間にも、主がなされた、新しい事が色々あったと思います。神様は、新しい恵みを色々注いで下さっている筈です。　けれども、勿論、嬉しい楽しい事ばかりが与えられたのでない事も分かっています。　神様がなされる「新しい事」という中には、新しい試練も含まれます！

「今まで、こんな苦しみは経験した事が無かった！ こんなに辛い経験は初めてだ・・・」
そういう新しい試練、訓練も与えられる事でしょう。 けれども、希望をもって頂きたい！　私は今日、皆さんに「希望」をもって頂きたいと願って、ここに来ました！　神様は、イエス様は、私たちに厳しい辛い試練も与えられます。けれども、それは、新しい恵みを与えるための下準備です！


４．なんと書いてありますか、「わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる！」
荒野、砂漠、というのは、文字通り、何も無いような、草一本、生えてないような、水も一滴もないような、潤いの無い、乾き切った場所です。そういう試練を通らされるかも知れない。けれども、その行く先の見えない荒野に、進むべき「道を設ける」！　潤いのない砂漠に「川を流れさせる」！　これは奇跡です！　ありえないと思える事です！

　私もこの４年の間に、多少の事がありました。　けれども、試練やピンチがあると、当然、必死に祈りますね！　一生懸命、祈ります！　何もない時はそんなに必死に祈らないけれども、ピンチだからこそ、家族で心を合わせて祈ったりします！
「イエス様、私たちがこの嵐の中で、溺れ死んでも構いのですかっ」と必死に祈っていると、気がつくと、嵐が静まっている・・・。


５．ぜひ、皆さん、信仰と希望、そして期待を持ってください！
　 「見よ、わたしは新しい事をなす！」　「私のクリスチャン人生なんて、こんなもんだ・・・」と、自分で見限らないで下さい！　どうぞ、失望しないで、希望をもって、まだまだ新しい恵みが、みわざが、今まで経験しなかったような広い、深い祝福が、私を待ってるぞ！　　そういう期待をもって、進んでいきましょう！



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