2016年10月9日

ローマ人への手紙　8章13〜14節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 聖霊に導かれる生活 ＞


　今日のみことばには肉に従う生活と聖霊に導かれる生活、二つの生き方があります。その中で、私たちは聖霊に導かれる生活をしたいです。それでは、聖霊に導かれるためにはどうすれば良いでしょうか？


１．肉に従う生活
まずは、肉に従う生活があります。現在、私たちが毎日慣れている生活です。一日、スケジュール通りに生きる、誰に会う、時間を決める、時間調整する。それを決めるのは自分自身です。時間は自分のものなので、自分勝手に決めます。余計なスケジュールが急に入ってくると心の平安を失い、いらいらします。

お金を使うことも同じです。お金は自分の計画通り、自分勝手に使います。余計の出費があると怒ります。これらの生活は肉に従う生活です。体の本能に従って、心の欲望に従って使います。肉に従う人は自分自身が人生の主だと思い込んでいます。時間も私のもの、お金も私のものだと思い込んでいるとそうなります。時間とお金を自分の喜びのために使います。

私たちはイエス様を信じているのに、肉に従う生活が多いです。肉に従うことはサタンに従うことです。サタンは私たちの心を操って、聖霊に従うことが出来ないようにします。肉に従う生活をすると後悔しか残りません。


２．聖霊に導かれる生活
聖霊に導かれる生活は時間が私の物ではありません。お金も私のものではありません。すべては主からのものです。そして、一日が始まると聖霊が私の時間とお金を用いて下さいます。私の時間ではないので、決まっているスケジュールはありますが、いつでも変更できるように心で決めておきます。普段はスケジュール通りに時間を使います。しかし、突然予想していなかったことが起きたり、突然助けを求める人が来たりするとそれに合わせて、僕の時間を調整してその人のために惜しみなく時間を使うことです。

お金も同じです。普段は自分や家族のために使います。教会のために献金します。しかし、突然の出費があります。これらのときは聖霊様の導きでそれに従わなければなりません。私たちにとってとても大事なものがお金と時間です。大事なものなので、自分勝手に使いたい意識が強いです。これは福音に反する生活です。この二つが自分のものだと考えると肉に従う生活になりやすいです。反対に神さまがしばらく預けて下さったもので、いつでも主のために使うのだと思っていると聖霊に導かれやすいです。


３．聖霊の導きと人間の思い込み
聖霊に導かれることは聖霊が直接現れたり、声を聴かせて下さったりすることではありません。私たちの心で聖霊の些細な導きをキャッチすることです。ですから、もしかして、自分勝手な勘違いを聖霊の導きだと誤解する危険性がなくもないです。今までの計画を突然変えたり、スケジュールを変えたりすることは聖霊の導きによることもありますが、感情の不安定によるものもあります。私たちは聖霊の導きと自分の変な思い込みと見分けなければなりません。曖昧な時は急がなくても良いです。聖霊は私たちみたいにせかちなお方ではありません。理解できるように、心から従えるように十分、分かるように教えて下さいます。教会全体のことであるなら、もっと慎重にしなければなりません。


これから聖霊様は私たちの教会を導いて下さいます。私たちはいつでも従えるように心の準備をしておきましょう。私たちにあるもの（例えば時間やお金）は主の栄光のためにいつでも使えるように準備しておきましょう。



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