2016年8月28日

使徒行伝　13章31〜43節

　　　　　　　　　　　　　　　　＜ いのちを満たしてくださるイエス様 ＞


序　 論
　執事ステパノの殉教とサウロの劇的改心後、教会は、ユダヤ、ガリラヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎が固まり、主を畏れ、聖霊に励まされて歩み、信徒の数を増して行きました。本日は、ペテロの宣教から学びましょう。


要　 旨
　ペテロはあらゆる所を巡回していました。彼はエルサレムから西へ約40ｋｍにあるルダという町で、8年間中風で寝たきりのアイネヤを癒します。そして、彼を見たルダの人々は、神を信じたのです。私達がいつも共におられる主イエスに期待して祈る時、主イエスは働かれ、病を癒し、人々を救われるのです。

　次にペテロはヨッパの町の教会を訪ねました。この時、ドルカスという女性が病気で死にますが、ヨッパに住むクリスチャン達が身辺整理を行い、彼女が復活するかもと神に期待してペテロを呼び寄せたのです。主の弟子達の信仰と愛は素晴らしいものです。神はこの信仰と愛を私達にも与えてくださいます。

　私達の伝道はシンプルにできる時もあります。神が私達にしてくださったことを親しい人にありのまま話せばいいのです。ルダやヨッパの町でも、主イエスの働きを目撃した人々が、そのことをありのまま伝えたことで人々が救われていったのです。生ける神のわざを経験した証しには力があります。

　 今日も神である主イエスはこの世界で、私達を通して働かれ、人々の病を癒し、回心に導きたいと願われています。私達はいつも主イエスに期待して、祈りましょう。神は私達が互いに愛し合い、神に大きな期待と信頼をもって信仰生活を歩むことができるように、私達の信仰と愛を成長させてくださいます。



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