2016年6月26日

使徒行伝　2章42節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 聖徒の交わり ＞


　イエス様は地上のお働きを終えられて、天に昇られました。そして、キリストの霊である聖霊が来られました。その聖霊は信じる群れを一つにされました。彼らは心を一つにして聖徒の交わりをしました。
42節「一同」はペテロの説教を聞いて悔い改めた民衆を指します。

　イエス様の十字架に間接的に関わった民衆とイエス様の弟子が聖霊によって一つになりました。その群れの中には世界各国から集まった人もいたでしょう。彼らには色々の違いがありました。しかし、全部違っても、心にある聖霊が同じなので、彼らはすべての違いを乗り越えました。彼らの心は「ひたすら」でした。自然に心と心が通じました。私たちもこのような信徒の交わりがしたいです。


1．主との交わり
　信徒の交わりはこの世の交わりと違います。私たちの交わりは主との交わりに基づいています。主との交わりが出来ていないと信徒同士の交わりも難しいです。私たちは三位一体の神さまと毎日交わりをしなければなりません。聖霊がみことばを下さいます。人はそれに反応して祈ります。みことばと祈りによる交わりです。祈りは心と心が通じることです。祈りによって主との交わりができる人は他の人々との交わりもできるようになります。


２．信徒との交わり
　 使徒行伝2章の一同の群れは色々の違いを乗り越えて心を一つにして交わりました。他人の心を読み取ることは難しいです。しかし、同じ家族、同じ家に住んでいても心と心の会話が難しく、何を考えているかよくわからない時があります。けれども、聖霊の助けによって私たちは心にあるものを話せることが出来ます。信徒の交わりには必ず、心と心の会話が必要です。人間は罪を犯してから心にあるものを身近な人に伝える能力が下手になりました。言わなくなり、言えなくなり、言いたくなくなりました。一旦、心が閉ざされると心にあることをわざと反対に言ってしまいます。皆様は最近、今日のみことばのように「信徒の交わり」をしたことがありますか？　そのためにはまず、祈りによって主と心から話し合う練習が必要です。その後、信徒同士の交わりができます。



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