2013年11月3日礼拝

2013年11月3日
【ファミリー礼拝】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜天国の約束＞

「イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、
　わたしと一緒にパラダイスにいるであろう。」」
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１．私は今４４歳なんですけども、昔は子どもの時があったんです。それで小学５年生の時にイエス様を信じたんです。今日は、なぜ私がイエス様を信じるようになったか、（東京教会の人は何回も聞いた事があると思いますが）改めてお話したいと思います。

２．私は東京の北区という所で生まれたんですけども、お父さんもお母さんもイエス様を信じているクリスチャン。弟が一人います。でね、どういう子どもだったかと言うと、とーっても怖がりな子どもでした。いつも色んな事を心配して恐れていました。

　　例えば、もしお父さんやお母さんが急に死んだらどうしよう。もしも迷子になって、どんどん家から遠く離れちゃって、家に帰れなくなったらどうしよう、とか。まだ何も起きてもいないのに、先々に勝手に恐い事を想像して、心配して恐れるという、そういう子でした。もし、こうなったらどうしよう、もし、こんな事になったらどうしようと、いつも恐れと心配でいっぱいでした。

　　そんな中で一番怖がっていた事は、「自分が死んだらどうしよう…。そして、死んだ後、天国に入れてもらえなかったらどうしようっ、もし地獄に行ったらどうしようっ…」、という事でした。死ぬことも怖いけれども、その後を考えたらもっと怖い。

　　どうですか皆さん、もし、今日、明日、何か事故にあったり、病気で死んでしまったとしたら、自分は「天国」に行くと思いますか、「地獄」に行くと思いますか？

３．私は子どもの頃、天国に入れる自信がなかったんです。教会学校には行ってましたから、人間は死んだら天国か地獄のどちらかに行く、という事は知っていました。　けれどもある時、自分の心はどうだろうって考えた時に、「自分は悪い子だ、自分の心はきれいじゃない、真っ白じゃない」、という事を子どもながらにハッキリ感じました。

　　ボクは心がキレイじゃないから、神様の所に行けない、だから聖い天国にはボクは入れてもらえないっ、と感じたんですね！

　　人との比較じゃなく。自分の心をよーく見ると･･･、弟に意地悪をする。クラスの女子をイジメル。お母さんの事をクソババアって言う･･･。

　　罪というのは自分でも、気付きにくいものです。隠れていて見えない、虫歯のように。（満員電車で隣の人の足を踏む。相手は痛いが、自分は全然痛くないので気付かない。）

　　みんなはどうですか？　みんなの心は真っ白にキレイでしょうか？　それとも、悪い心、罪の心があるでしょうか？

４．それで私は自分が天国に入れないかも知れないと分かってから、前にもまして恐れと不安の毎日。神様はいつも自分の事を怒っておられるんじゃないか、と。　何を考えても悪い方に考え、何を見ても泣く。毎日のように泣いていました。　自分でも、「誰か、助けてっ」て、心で叫んでる感じでした。

　　そういう私の姿をお父さんとお母さんが心配して、いつもお世話になっている教会の親しいおばさんに家に来てもらったんですね！　そしてそのクリスチャンのおばさんは、私にこう強く言いましたっ、「開夫くんっ、今こそイエス様を信じる時よっ！　これは、イエス様を信じなさいっていう事なのよっ！」

　　その言葉が、まるで神様がおばさんを通して語っておられるように思えました！

　　今までも、イエス様のことや十字架の話は教会学校で何回も聞いていました。つまり、神の御子イエス様が十字架に貼り付けにされて死なれたのは、全ての人間の罪、つまり、全ての人が、この自分を造られた神様から離れて、思い思いに生きている、その罪の罰を身代わりに受けるために十字架に付けられ、身代わりに地獄に落ちて下さり、そして三日目によみがえられた、という話です。

　　けれども、今までは、あんまり自分と関係ないように思っていたんです。　自分の罪もよく分からなかったし（比較的いい子な方だと思ってましたから）、全人類の罪の身代わり…と言われても、そこに自分が含まれてるのか、ピンと来ないし。　ところが、その時に急に分かったん。「あーそうかっ、このイエス様がこのボクを救ってくれるんだっ。ボクが天国に入れるように、イエス様はボクの悪い心を赦すために、身代わりに十字架にかかって死んでくれたんだっ！　アレはボクのためだったのかっ」、と初めて気づいたんです！
（皆さん、聖書の真理、救いの真理が分かるというのは理屈ではありません！　ある時、真理に目が開かれるんですね！　目からウロコが落ちる。もし、あなたが今すぐ分からなくても、あなたが真理を、救いを求め続けるなら、必ず信じる事が出来ます！　求める者は与えられるのです！）

　　それでもう、「信じますっ、信じますっ！」「神様、ボクの罪を、悪い心を赦して下さい。イエス様の十字架を信じますっ」と祈って、やがて洗礼を受けました。小学５年生のイースターの時でした。

　　その時の気持ちとしては、「あー良かった。これで天国に入れてもらえる」と、ホッとした、安心しました！　今までの大きな恐れが、大きな平安に変えられたのです！

５．今日のみ言葉を読んでみましょう。　ルカ２３：４３　“イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう。」”
これはイエス様が十字架の上で言われた言葉の一つです。　イエス様の十字架の右側と左側にも十字架に架かっている強盗がいたんですね。

　　でも一人の強盗は自分には罪がある事、自分の心は真っ黒である事を認めたんです。私も同じです。自分の悪い心を認めた。そして、その強盗は隣りの十字架に架かっているイエス様に気が付いた！　「もしかしたら、この人は救い主かも知れない！」　今まで近くにいたのに気が付かなかったけど、やっと気がついた。先生も同じです。そしてイエス様を信じた。　そしてこう言いました、
“「イエスよ、あなたが御国の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください。」”　分かり易く言うと、「イエス様、あなたがた天国に帰られた時には、私の事を思い出して下さい」ということ。

　　そうしたら、イエス様はこの強盗にこう言って下さった、
「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう。」
パラダイスっていうのは、天国のことです。つまり、「あなたは、わたしと一緒に天国にいますよ！」と約束して下さったんですね！

　　スゴイですね。イエス様は、イエス様を信じる人を、一緒に天国に連れて行って下さる！　どんなに、強盗のように悪い人でも、罪を悔い改めて、イエス様を救い主ですって信じる人に、天国を約束して下さるんです！！！　私たちに天国を約束して下さるのは、たった一人、イエス様だけです！！！

６．どうですか！　みんなは天国と地獄、どっちに行きたいですか？　天国に行きたいよね！　じゃあ一緒にお祈りしましょう！

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