2013年5月5日礼拝

2013年5月5日
【ファミリー礼拝】

　　　　　　　　　　　　　　　　＜イエス様は迎えに来られる！＞

「このイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、
　 またおいでになるであろう。」
　　　　　　　　　　　　　　（

１．ゴールデンウィークの中ですけども、きっとおじいちゃん・おばあちゃんのおうちに久しぶりに行った人もいると思います。おじいちゃん・おばあちゃんの家っていうのは、つまりお父さんやお母さんの生まれた家、育った所っていう事ですね。

　　おじいちゃん・おばあちゃんの家に行くと、「あー○○ちゃん、よく来たねー」って迎えてくれますね！　ギューって抱っこされたりしてね。そして、たっくさん美味しいものをご馳走してくれるでしょ。もうお腹いっぱいになるぐらい。　きっとおじいちゃんもおばあちゃんも、何日も前から皆が来るのを楽しみに待って、色んなご馳走やら、プレゼントやら、そしてお泊り出来るように、泊まる部屋とお布団の準備もして、待ってくれていたと思います！

　　こういうお父さんやお母さんが生まれ育った家の事を「実家」って言いますね。　また別の言い方では、生まれ育った場所の事を「ふるさと」とも言いますね。

２．そうやって皆のお父さん・お母さんにも、またお父さん・お母さんがいる訳です。つまり皆にとってはおじいちゃん・おばあちゃん。そのおじいちゃん・おばあちゃんにも、そのまたお父さん・お母さんがいた筈ですね。そうやってずーっと辿っていくと、私たちの一番、最初のおじいちゃん・おばあちゃんは、アダムおじいちゃんとエバおばあちゃんです。じゃあこの最初のアダムおじいちゃんとエバおばあちゃんを産んだのは、造ったのは誰かと言うと、神様ですね！　本当の父なる神様。

　　じゃあその父なる神様が住んでおられる場所はどこかと言うと、「天国」「神の国」ですね！　だから、私たち全ての人間の、本当のふるさと、産まれ故郷、本当の実家は「天国」なんですね！　「天国」は全ての人間が帰るべき「ふるさと」「実家」なんです！

３．さあ、ここでイエス様登場！イエス様はいうなれば、実家の長男みたいです。長男ていうのは、お父さんから実家を引き継ぐんです、多くの場合。実家を守ってる。イエス様は神の国と長男で、天国という実家を守ってる。

　　さあ、そのイエス様はずっと天国と実家に父なる神様と一緒にいましたけれども、でも実家を離れてこの地上に来られましたね！　約2000年前のクリスマスに来られました。そして大人になった時、皆に「わたしは天国から来ました。天の父の家から来ました」って言って、天国の話をされました。　そして十字架に架かられて、よみにくだって、よみがえられました。　それは何のためかと言うと、私たち皆が「天国のふるさと」に帰れるためですね！　私たちは罪がありますから、天の父なる神様に対して罪がありますから、そのままでは「天のふるさと」に帰れない。　だからイエス様は長男のように、私たちの罪の罰を身代わりに全部受けて下さった。　それは「天のお父さん、この子達の罪をゆるして下さい。そして皆で天のふるさとに帰れるようにして下さい！」っていう事なんです。

　　それがイエス様の何よりの願い！　「皆で一緒に天のふるさとに帰ろう！」と。

４．さて、イエス様はよみがえった後、弟子たちにこう命じられました。“全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。”（マルコ16：15）　また、“聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、・・・地の果てまで、わたしの証人となるであろう。”（使徒１：８）とも言われました。

　　つまり、この天国の知らせ、「わたし（イエス）を信じれば、わたしの後についてくれば、皆、天のふるさとに帰れるんだよ！」という知らせ、福音を世界中の皆に伝えなさい！　なぜなら、世界中の皆で天国に行きたいじゃないか！　皆のふるさとなんだから、皆で天の父なる神様の実家に帰ろう！、という事です！

５．さあ、イエス様はそのように「世界中に伝えなさい、証しなさい」と言った後、“こう言い終わると、イエスは彼らの見ている前で天に上げられ、雲に迎えられて、その姿が見えなくなった。”　９節

　　つまり天のふるさとに帰って行った訳です！　「えー、行っちゃうのー！？」　でも、なんでイエス様、天の実家に帰ちゃったんでしょうね？　ヨハネの福音書で前にこう言われました、“あなたがたのために、場所を用意しに行くのだから。そして、行って、場所の用意ができたならば、またきて、あなたがたをわたしの所に迎えよう。”１４章

　　実家のおじいちゃん・おばあちゃんも、皆を迎えるためには色々、準備をしてくれてるでしょう。同じように、イエス様も天国に一足先に行って、皆を向かえるための準備をしに行かれた！（この世界・宇宙を造るのだって６日かかってるんですから、新天新地を用意するにもの準備があるんでしょう。）

　　そして天国の準備が出来たら「またきて、あなたがたを迎えよう」というのです！

６．この時、二人のみ使いが言いました、“「ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか。　あなたがたを離れて天にあげられた　このイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう。”

　　イエス様はしばらく実家の天国に帰ったけれども、やがてまた同じように天のふるさとから帰って来られます！　それはあなたがたを迎えに来るんです！　これを「再臨」と。

　　だから皆さん、このイエス様の「再臨」をしっかりハッキリ信じて下さい！　そして、いつも心の中で、このイエス様が迎えに来られるのを待っていて下さい！

　　皆、おじいちゃん・おばあちゃんの家に行くのを楽しみに待ってたでしょう。「もうすぐおじいちゃん・おばあちゃんの家に行ける」って。　それと同じように、いやそれ以上に、もうすぐ（いつかは分からないんだけど）天国に行ける、イエス様が迎えに来てくれる！　車で迎えに来てくれるのかな？　そうじゃなく、雲に乗って迎えに来るんだって！

７．だから皆さん、イエス様が迎えにくるのを楽しみに、まだかな、まだかな、と思いながら待っていて下さい！　でもね、ただ待ってるんじゃない。さっきも言った通り、天国は皆でいかないと意味がない！　皆で行きたいでしょう！　だから、イエス様が迎えに来るのを待っている間、イエス様の事を皆に教えてあげてっ、ていう事です！

　　“御言を宣べ伝えなさい。” “全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。”（マルコ16：15）　地の果てまで、わたしの事を証ししなさいって。　それがイエス様の願い、イエス様の命令です！

　　それが私たちの生きてる役目！　まず自分がしっかりイエス様を信じて、そしてそれを皆に教えてあげる！　これだけ！　皆、学校も行くでしょう。大人は仕事もするでしょう。それをしながらも、自分の一番の役割は、自分が信じて、そして人に伝える事！　そのためにこの地上に生きてるんです！

　　方法は何でもいい！自分に出来る事でいい。手紙でもいい。教会に連れてくるでもいい。「イエス様についていくと天国に行けるんだよ！」　イエス様は迎えに来られる！皆で天国に行きましょう！！！

“このイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが 見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう。”

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