2013年4月7日礼拝

2013年4月7日
【ファミリー礼拝】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜一緒に信じよう！＞

「八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、
　トマスも一緒にいた。戸はみな閉ざされていたが、
　イエスが入ってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（

１．先週に引き続いて今週もこどもと大人と一緒の礼拝です。さあ４月になりましたね。子ども達も幼稚園や学校に入る子もいますし、みんな進級しますね。大人も仕事が新しくなったり、引越したり、色々あると思います。ちょっとドキドキ、「大丈夫かなあ」「友だち１００人できるかなあ」「怖い先生だったらやだなあ」「怖い上司だったらやだなあ」とか、色々心配してるかも知れません。

　先生もいつも４月はドキドキでした。でも学校までの初めての道を歩きながら、「イエス様が一緒にいて下さるから大丈夫だ」って思いながら、「イエス様助けて下さい。守って下さい」ってお祈りしながら、学校に行きました。

　先週はイースターでしたけども、よみがえったイエス様が、目には見えないけれども、私の心の中にと一緒にいて下さる、そう信じて進んでいって下さいね！

２．さて今日は先週の続き。思い出して下さい。イエス様は十字架で死んで、三日目によみがえられました！　でも先週も言った通り、このイエス様がよみがえった事を信じる事が一番大事です！　「イエス様は救い主だ！　罪と死にうち勝った！　イエス様は目に見えなくても、今も私達と共にいて下さる！」これを信じる事が一番大事！

　先週も言った通り、お弟子さん達は最初なかなか信じられませんでした。でも大丈夫。イエス様は信じられない人にも信じられるように、働きかけて下さるんです。

　イエス様がよみがえられたのは何曜日ですか？　十字架に架かれたのが金曜日です。金曜日も含めて三日目（ユダヤの数え方）、日曜日です！　日曜日の朝早く、太陽が昇るのと同じ頃、よみがえられました。だから私達は日曜日に礼拝するんです。

そんなふうにイエス様は日曜の朝よみがえられたのに、弟子たちは夕方まで、まだ信じてなかった。遅いですね。（女性達は朝早くお墓に行って、信じた人達がいた。いつの時代も男性は信じるのが遅いんです。女性が先。不思議ですね。たぶん男性の方が疑い深いんでしょうね。）

３．弟子たちは人を恐れて家の扉を全部閉めて、隠れるように震えながら集まっていた。そこに、よみがえったイエス様が突然現れました！
“一週の初めの日の夕方、弟子たちはユダヤ人を恐れて、自分たちのおる所の戸をみな閉めていると、イエスがはいってきて、彼らの中に立ち、「安かれ」と言われた。”
“そう言って、手とわきとを、彼らにお見せになった。弟子たちは主を見て喜んだ。”

　皆が集まっている日曜日の夕方、皆が集まっているその所に、イエス様は来て下さったんですね！　だから、やっぱり日曜日っていうのは特別な日だと思うんです！　日曜日はやっぱり皆で集まって、イエス様と心で特別に出合って、礼拝して喜ぶ日！

　皆もたぶんね、月曜から土曜まであんまりイエス様の事を心に思ってない人もいるかも知れません。一人だけの信仰は弱いんです。けれども日曜日、教会でみんなで集まると、思い出すでしょうイエス様の事を！　信じる心を思い出す。そしてやっぱり教会に来ると、目に見えないけれど、イエス様がおられるように感じるでしょ？

　イエス様がハッキリそう約束しておられるんです！　マタイ１８：２０、
“二人または三人が、わたしの名によって集まっている所には、わたしもその中にいるのである。”

　これを難しい言葉で「臨在」って言います。　目に見えないけど、その場にイエス様がおられる、という事です。

４．だから皆さん、４月からどんなに学校やお仕事や遊びが忙しくなっても、日曜日は続いて教会に集まって下さい！　日曜日はイエス様と特別に会う日！

　　ところが、この日曜日、せっかくイエス様が会いに来られたのに、一人だけいなかった弟子がいるんです！　それがトマスという弟子。彼だけいない！

　　皆、集まってんのに、なぜトマスだけいなかったのか、何をしてたのか、理由は書いてありません。イエス様、死んじゃったんだから、もう皆と一緒にいる理由が無いと思ったのか、もっと遠くに逃げてたのか、前の仕事に逆戻りしようとしてたのか。

　　とにかく日曜日にいなかったので、トマスだけよみがえったイエス様に会えなかった。
“十二弟子の一人で、デドモと呼ばれているトマスは、イエスが来られた時、彼らと一緒にいなかった。”（24節）
“ほかの弟子たちが、彼に「わたしたちは主にお目にかかった」と言うと、トマスは彼らに言った、「わたしは、その手に釘あとを見、わたしの指をその釘あとにさし入れ、またわたしの手をそのわきにさし入れてみなければ、決して信じない」。”（25節）

　　日曜日にいなかったのは自分なのに、「俺は信じないっ」て、逆ギレ？

５．トマスさんは前も（ヨハネ14章）、“あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。”と言われたのに、“「主よ、どこへおいでになるのか、私達にはわかりません。どうしてその道がわかるでしょう。”と答えました。

　　正直でいいんですけども、前から、なかなか信じれない人みたいです。

６．けれども、イエス様はなかなか信じられない、そういう人も見捨てません。もう一度、チャンスを下さいました。

　　いつチャンスをくれたのか、“八日の後…”。イエス様が皆の所に現れた日曜日、トマスだけいなかった日曜日から数えて（日曜も含むユダヤの数え方で）、日月火水木金土、日、八日後はまた日曜日！　次の週の日曜日！　やっぱり日曜日は、皆でイエス様に会う特別な日なんですね！
“八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、トマスも一緒にいた。”

　　良かった！　今度はトマスも一緒にいた！
“戸はみな閉ざされていたが、イエスが入ってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。”
“トマスに言われた、「・・・信じない者にならないで、信じる者になりなさい。」”

　　トマスはやっと信じて言いました、“「わが主よ、わが神よ。」”
“あなたはわたしを見たので信じたのか。見ないで信ずる者は、さいわいである。”

７．今、わたし達も目に見えないけど、イエス様を信じます！　それはなぜかと言うと、先週も言った通り、神様のみ言葉・聖書があるから。そしてもう一つ、同じイエス様を信じる仲間がいるから！　一人の信仰は弱いんです。でも、皆で一緒に信じると、信仰が強くなるんですね！

　　イエス様がトマスさんや皆に出合って下さったのも日曜日でした！　どうぞ、４月からも、皆で日曜日、教会でイエス様を礼拝して進みましょう。「あれ、トマスさんだけいないっ」「天国に行ったら、誰々ちゃんだけいないっ」なんて事が決してないように！

“八日ののち、イエスの弟子たちはまた家の内におり、トマスも一緒にいた。 戸はみな閉ざされていたが、イエスが入ってこられ、中に立って「安かれ」と言われた。”

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