礼拝メッセ−ジ
2012年5月6日
【ファミリー礼拝】

出エジプト記 20章3節

                 < 本当の神様だけを礼拝する >

あなたはわたしの他に、何ものをも神としてはならない。
                           (出エジプト記 20章3節)


1.ゴールデンウィークの中にありますけども、日曜日はしっかり神様を礼拝していきたいと思います。さて、先週は家族で自動車に乗ってドライブをした、お出かけをしたという人もいると思います。ところで、車を運転する時には運転のルールというものがありますね。
例えば、@信号を守りましょう。当たり前ですね。
A決められたスピードを守りましょう。
Bお酒を飲んではいけません。
Cシートベルトをしめましょう。 とか。

  もし、こういうルールを守らなかったら、どうなってしまうでしょう? 交通事故が起きて、大怪我をしたり、死んでしまったりしますね。ゴールデンウィークっていうのは事故が多いんです。安全運転のルールを守っていれば、安全に、楽しくドライブが出来るけれども、ルールを守らないと、楽しいどころか、逆に物凄く悲しい事になってしまうかも知れません。


2.実は、神様は私たち人間に、大事な大事な、10このルールを与えられました! それが「十戒」というものです。神様が石の板に書かれて、モーセさんが受け取ったんですね。

  10このルールのうち、最初の四つが、神様との関係のルール。そして後の六つが、人との関係のルールです。じゃあ、なんのために神様が十戒を与えられたかと言うと、このルールに従う時に、私たちの幸せが守られるんです!幸せのためのルールなんです!神様と私たちの幸せの関係が守られる。私たちと周りの人との幸せの関係が守られる。

  逆に言うと、このルールを破ってしまうと、幸せが壊れてしまう。 さっきの安全運転のルールと似ていますね。(ところがね、今の時代、このルールが昔にもまして、どんどん破られているんです。)


3.今日は特にその前半、神様との関係のルールを見てみましょう。まず神様は自己紹介をされました、
“わたしはあなたの神、主であって、”
まず神様ご自身が「わたしがあなたの神ですよ。わたしがあなたの主人ですよ」って、言って下さってるんですね!
“あなたをエジプトの地、奴隷の家から導き出した者である。”
これは今の私たちにあてはめるなら、「わたしはあなたを、イエス様の十字架によって、罪と滅びから救った者ですよ。」という事ですね! 

さあ、この神様が一番最初、一番目に言われたルール、
(一)“あなたは わたしの他に、何ものをも 神としてはならない。”3節
つまり、本当の神様以外、どんなものも神様にしてはならない! わたしだけを、本当の神様だけを神様としなさい!という事です。 これが一番の神様の願い!!!
でも、本当はとっても当たり前の事ですね!(実は十戒、全部当たり前の事なんです。)
本当の神様っていうのは、三位一体の神様。父なる神様、子なるイエス様、聖霊様。宇宙を造られ、自然を造られ、そして私たち人間を造られた、本当の神様!本当の神様は、この神様以外にいないんです! ちゃんと聖書に書いてある!当たり前の事。これが人間が幸せであるための、一番のルール! 当たり前のルール。


4.ところがね、なぜか人間は、本当の神様じゃないものを神様にしちゃうんですねっ。悪魔が惑わしてるとしか言いようが無いんだけど。なんで分かんないんだろうと思うんです。

  例えばこの前ニュースで、東日本大震災の復興(と鎮魂)を願って京都の大学生が頼まれて仏像を作った(清水寺に安置)と言っていました。あれを見て改めて思ったんです、復興を願うのはいい事だけれども、なんで、人間が神様を作れると思うんだろうか?と。なんで人間が神様を作れるんですか? それじゃあ神様を作った人間の方が神様より偉い事になっちゃう。逆でしょ? 神様が私たちを造ったんです。

十戒の二番目
(二)“あなたは自分のために、刻んだ像をつくってはならない。”4節
   “それにひれ伏してはならない。それに仕えてはならない。”5節
こういうのを「偶像」と言いますけども、こういうふうに仏像とか、日本にはいーっぱいあるんです。神様は本当に日本の国を悲しんでると思います。「なんで本当の神である、わたしの方を向いてくれないんだっ」と泣いておられると思うんです!

  でも、それは悪魔に本当の事が分からなくさせられてしまっているのと、聖書の神様を知らないからなんです! だから祈って(祈らないと目が覚めない)、伝えないといけないんです!


5.続いて三つ目のルール、
(三)“あなたは、あなたの神、主の名を、みだりに唱えてはならない。”7節
これはね、神様の名前を軽々しく使ってはならない、という事です。今も言ったように、特に日本人は、本当の神様っていう事をよく考えてない、よく分かってない、真剣に考えてないんですね。すごく神様っていう事を軽く考えてるんですね。だから「神様」っていう言葉を、すごく簡単に使うんです。「オーマイガッド(神よっ)」と言ったり、自分がすごく好きな人とか、すごく尊敬する人の事を、「あの人は私の神です!」とか簡単に言うでしょ、最近。何度も言うように、本当の神様は三位一体の神様だけなんだから。
“主は、み名をみだりに唱えるものを、罰しないでは置かないであろう。”


6.そして四つ目のルール、
(四)“安息日を覚えて、これを聖とせよ。”
今の私たちは安息日は日曜日。イエス様がよみがえられた日! 日曜日は、仕事をしないで、神様を礼拝する日! 神様の前に静まって、神様の前に安息する日なんですね!

  だから、一戒から四戒まで全部つながってます! まとめると、神様はご自分を一番大切な方として敬って欲しい、一番大切な本当の神様として心を込めて礼拝して欲しいと願っておられるんです! その事を何よりも願っておられるんです! そしてそれが人間にとって一番幸せな事なんです! 一番安息、一番安らぐ、一番満たされるんです!

  ところが私たち人間は、すぐ神様から心が離れて、神様より大事なものを心の中ですぐ作っちゃうんです! 人間は本当に神様に対して浮気っぽいんです。どうですか、神様より大事にしてるものがいっぱいあるでしょ?! 本当の神様より大事になってるって事は、あなたにとってそれは神様より上になってるんだから、まさにそれは偶像でしょ? 神様の上の「神」にしてしまってる訳です! でもそれは実は神様より価値はないもの。自分の中で「神」のように思ってるけど、よく見て下さい。木や石や紙切れだったりする。


7.“あなたはわたしの他に、何ものをも神としてはならない。”
どうか、本当の神様だけを神様として、何よりも一番大切な方として、心から礼拝していきましょう!!! 聖霊様の助けによって!



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