2011年12月25日礼拝

2012年1月8日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜一番の祈り＞

「祈るときには、こう言いなさい、
　『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように』。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（

1．新しい一年が始まりましたね！　今年初めて会う人もいますので、ご挨拶をしたいと思いますが、
一年の最初なんで、メーちゃんにもご挨拶をしてもらいたいと思います。

【メーちゃん登場】

牧師：「ハイ、では、主にあって新年おめでとうございます！」
メー：「おめでとう！　今年もヨロシクー」　「あれ、犬はどうした？」
牧師：「犬って。犬のシーちゃんはまだ冬眠中。今日はメーちゃん、代表してご挨拶です。」
メー：「冬眠中って熊じゃないんだからね。犬がコタツで丸くなって、どうすんだろうね。」
牧師：「ところでメーちゃん、今年は何年か知ってますか？」
メー：「知ってるよ。２０１２年、羊どし！」
牧師：「羊どしではない。毎年、自分の年だと思ってるでしょ。2012年はあってるけど。」
　　　　「ところで知ってる？（なに）この2012年っていうのは、イエス様がこの世に来られてから
2012年目っていう意味なの。」
メー：「そうなの？　イエス様がクリスマスに馬小屋で生れてから、2012年って事なの？」
牧師：「そういう事なんです。世界中が今年2012年でしょ？（そりゃそうでしょ）」
牧師：「だから、ただ『明けましておめでとう』じゃなくて、世界中の人に『イエス様が地上に来られて
から2012年目、明けましておめでとう！』って言って欲しいんだよね！」
メー：「長っ。長すぎるでしょ。」
牧師：「まあだからね、イエス様と関係ない人は、世界中に実は一人もいないんだよね。
世界中の人にイエス様を知ってもらいたいね。そういう年であって欲しい。」
メー：「そりゃそうだ」

【祈り】
牧師：「ところで今日のテーマは『お祈り』です。（お祈り？）
メーちゃん、何か今年、神様にお祈りしたい事、どうしても神様に聞いて欲しい、
かなえて欲しいっていう祈りの課題みたいなのありますか？」
メー：「あのー、スゴク個人的なことでもいい？」
牧師：「いいですよ。何？　友達を与えて下さいっていう祈りはもう聞かれたしねー。
シーちゃんがいるからね。ほかに何があるの？」
メー：「メーちゃん、実は『足』が欲しい！」
牧師：「『足』？」
メー：「シーちゃんにも足があるし、メーちゃん、『足』がずっと欲しかったんだよね。
このままだと『ジオン・グ』みたいだし。」
牧師：「あーそうなんだ。」
メー：「神様は、祈ったら与えてくれるかなあ。」
牧師：「うーん…、神様がそのままでいいんだよ、って思われれば与えられないだろうし、
でも神様の御心なら、与えられると思うよ！　私達が祈ってたら、神様は思いがけない素晴らしい事を
して下さるからね！　私が一緒に祈ってあげるから。」（うん）

【主の祈り】
牧師：「さあ、今日の場面ではイエス様もお祈りをされているんです。」
メー：「イエス様もお祈りするの？」
牧師：「そりゃそうですよ。子どもがお父さんとお話をするように、神の子のイエス様は、
毎日、朝早く、あるいは夜遅く、父なる神様にお祈りをしていました！
メー：「へー、何をお祈りしてたんだろうね？」
牧師：「そこですよ！　弟子たちも、『いったいイエス様は、いつもどんな事を、あんなに毎日、
一生懸命祈っておられるんだろう』と思って、それでイエス様に言いました。
『わたしたちにも祈ることを教えてください。』」
メー：「知ってる！　それで『主の祈り』を教えてくれたんでしょ。」
牧師：「そうなんです。私達が礼拝の時にいつも祈ってる『主の祈り』を、この時、教えて下さったんです。
きっとイエス様がいつも祈っておられる事を、ギュッと一言で短い言葉にして教えて下さったんだと
思います。」
メー：「フンフン。でもさー『主の祈り』って、なんか言葉が古くてよく意味が分かんない
んだよね。　～たまえ、～たまえ、って。『たまえ』って誰？」
牧師：「『たまえ』っていう女の人の名前じゃないの。（違うの？）
あれは『～して下さい』っていう意味なの。（ヘー、みんな知ってた？）」

【その意味は】
牧師：「まー確かに古い言葉だからね。　今から説明しますから。」
イエス様は弟子たちに答えて、こう言われました。
“祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。』”」
メー：「どういう意味だろう？」
牧師：「まず、『父よ』は分かりますね。（父なる神様のこと。）
そう。考えたら、ここから既にスゴイよ！（なんで）
だって、神様の事を『お父さん』と呼びなさいって言うんだから！　本当の神様の事を
そんなに親しく『お父さん』と祈るのは、キリスト教だけですからね！（確かにそうだね）」
牧師：「そして『父よ、御名があがめられますように』っていうのは、
『あなたのお名前が尊ばれますように。』　分かりやすく言うと『父なる神様の事が敬われますように。』
もっと分かりやすく言うと、『世界中の全ての人が、あなたを心から礼拝しますように。』っていう事！」
（あーなるほど！）
牧師：「本当の神様の事を、世界中の全ての人が大切にして、敬って、
心から礼拝するようになりますように！」
メー：「そっかー。これがイエス様が教えられた、一番はじめのお祈りなんだね！」
牧師：「そうなの！　どんなお祈りよりも、どんな願いよりも、イエス様が一番願ってた事、
そして皆にも一番に祈って欲しかった事、それが『一番大事な父なる神様が、一番大事にされます
ように！』『御名があがめられますように！』ていう事なんだね！」
メー：「一番の祈り。」
牧師：「そう。　他のお祈りも色々したらいいと思います。あれが欲しい、これが欲しい、あーして下さい、
こーして下さい、それもどんどん一生懸命祈ったらいい。でも、一番の祈りは『御名があがめられますよう
に！』『全ての人があなたを礼拝しますように！』　お父さんも、お母さんも、
（おじいちゃんも、おばあちゃんも、）日本人も、（宇宙人も、）宇宙人はいませんから。
（いないの？　じゃあ世界中の人も）そう、皆が本当の神様を礼拝しますように！」
メー：「そうなるといいね！　その次は？」
牧師：「次もつながってます！『御国がきますように』。御国っていうのは『神の国』の事！
つまり神様が世界の王様になって下さいます様に！　神様が王様である世界に早くなりますように！
という事です。（神様の王国！　メーちゃんも入りたい！）」
牧師：「そのためには、まず私たちが、心から神様を一番大切にして、礼拝する事です！！！
（うん！）そして皆が、本当の神様を礼拝するように、一番に祈りましょう！！！」

“「祈るときには、こう言いなさい、 『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように』。」”

　　　　　　　　このペ－ジのTOPへ　　　　　前週へ　　　　　翌週へ　　　　　一覧表へ戻る