2011年12月25日礼拝

2011年12月25日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜光を心に受け入れる＞

「すべての人を照すまことの光があって、世にきた。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（

１．皆さん、クリスマスおめでとうございます！　今日は今年２０１１年の一番最後の日曜日ですけども、しかもそれがクリスマスっていう所がいいですね。

　　今年一年の事を振り返りながら考えて欲しいと思います。嬉しい事もいっぱいあったかも知れないけれども、大変な事も色々あったと思います。大人もそうでしょうけども、子ども達ももしかしたら、今年はなんかたくさん風邪をひいたなあとか、今年は何回も高い熱が出たなあ、病院に何回も言ったなあとか。あるいは今年は、何回も兄弟ゲンカをしたなあとか。お友達に何十回も意地悪されたなあ。ママに何百回も叱られたなあ、とか。

　　けれども、どんな暗い事があった年でも、最後に必ずクリスマスがやってきます！　まるでイエス様が「どんなに世の中が大変でも、そんなこの世にわたしは来たんですよ。今年もわたしはあなたがたの近くにいて、見守っていたんですよ」て言っておられる気がします。

２．そうです、クリスマスはイエス様が私達のこの地上、この世界に来て下さった事をお祝いする日です！　　じゃあイエス様はどこから来たんでしょうか？

　　天国、神様の国から来たんですね！　でも、天国ってどこにあるんだろうね？　宇宙のどこかだろうか？　先生は宇宙の外にあると思います！　つまりこの宇宙とは別の場所にあると思います。

　　イエス様は、神様の子どもです。父なる神様と聖霊なる神様と一緒に、神の国におられました。宇宙がまだ造られる前からおられました。そして、この三位一体の神様が宇宙も、地球も、そして私達人間も造られました。特に人間は、イエス様から命をもらって造られたんですね！
“すべてのものは、これによってできた。・・・この言（イエス様）に命があった。そしてこの命は人の光であった。”（２節）
人間は神様によって造られた！　特にイエス様の命の光をもらって造られた！　という事は、人間は　神様から離れては生きられない！　イエス様から離れては生きられない。　体はしばらくは生きるけれども、心に命が無い、光が無い！

３．心に穴が空いてると、心が寒いよ。　風邪がピューピュー通り抜けてく感じ。この冬に、もし皆のおうちにストーブとか、暖房が何も無かったら寒いでしょう。心に光が無いっていうのは、家の中に暖房ないみたいなもんですね。それ以上ですね！

　　寒いだけじゃないですよ。光が無いんだから、心が暗いんです！　さあ、そこで神の御子イエス様は、私達のこの世に来て下さったんです！！！
“すべての人を照すまことの光があって、世にきた。”

　　どっから来た？　天国から。すべての人　の心を照らすために来られた！　神の子のイエス様は、心に光を失った、すべて人の　心を照らすために　来られたんです！　しかも、私達と同じ人間の赤ちゃんの姿になって！

４．はい、こうやってイエス様は私達のすぐ近くに来て下さったんですけども、でも、どうすれば　心を照らしてもらえるんだろうね？　近づけばいいのかな？

　　ここにグラスがあります。これは例えるなら、私達の心です！　中は空っぽ。心の中は、空っぽ。ここにお金を入れても、幸せじゃない。ここにお菓子を入れても、このグラスは幸せじゃない。パチンコ玉を入れても、宝石を入れても、お酒を入れても、この「人の心というグラス」は幸せではない。　ここには何を入れるかと言うと、「光」であるイエス様を入れるんです！

　　イエス様の光に心を照らしてもらうためには、近づくだけでなく、イエス様を心に受入れればいいんです！！！
“彼（イエス様）を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力を与えたのである。”１２節

　　イエス様の光を心に受入れると、どうなるか。まず心が明るくなる。今までは、光から離れていたから、罪で、悪い心で、心が暗かった！けれども、イエス様が罪を照らして、罪を赦して、清めてくださるので、心の中が明るくなります！

　　もう一つは、イエス様を受入れると、心が温かくなる。なぜなら、イエス様が愛して下さるから！　今までは、寒かった、淋しかった。けれども、イエス様の愛で心が温かくなる！　まるで心にホカロンを入れてる感じ。ただし、イエス様とホカロンと違うところは、ホカロンは使い捨てカイロだから、一日しか温かくない。けれども、イエス様は、いったん心に受入れたら、ずーっと、いつまでも心が温かい！

５．いつも言うように、先生は小学校５年生の時に、イエス様を心に信じて、受入れました！　確かに、改めて振り返ってみると、その5年生の時から今まで、イエス様の光が心から無くなった、と感じた事は一度も無いですね！　そんな事、改めて考えた事も無かったけど、改めて考えてみると、一回イエス様を心に受入れてから、イエス様がいなくなっちゃったとか、イエス様の光が心から無くなっちゃったと感じた事は一度も無い。

　　むしろ、どんな時も、いつでもイエス様のローソクのような光が心にありますね！特に、大変な事があった時とか、特に怖い時、不安な時とか、一人ぼっちで淋しい時とか、そういう時ほど、心にイエス様がいて下さるんだなあ、という事を感じますし、そういう時ほど、「ああ、イエス様が一緒にいて下さって本当に良かったー」って思いますね！

６．羊飼いさんと博士さんたちはどうだったでしょう。イエス様が天から赤ちゃんの姿で来られた時、最初に拝みに来たのは羊飼いさん達でしたね。天使に教えてもらって。そして赤ちゃんイエス様に出会って、嬉しかったと思うんです。これが救い主かーと。

　　でもね、先生、不思議に思ったん。この後、羊飼い達はまた帰って言っちゃうでしょ。またいつもの野原に。いいのかなって。せっかく拝みに来たけど、またさようならーて帰って行っちゃう。赤ちゃんイエス様を連れて帰りたかったんじゃないかな、と思って。

　　ところがそうじゃないんですね！　羊飼いさん達は、もう心の中にイエス様の光をもらったんですね。心の中にイエス様を受入れて、帰って行ったんですね。　不思議ですけども。

　　東の国から来た博士さんたちも同じです。イエス様を拝んで、また遠い国に帰って行ったけど、心の中にはイエス様を連れて帰ったんです。イエス様と一緒に帰ったんです！　だからイエス様は、信じる人、全ての人の心を照らす　まことの光なんです！

７．今日これから、一人の小学１年生が洗礼を受けます。Ｅちゃんも心の中にイエス様を受入れるんですね！　そして神の子ども、光の子どもにしてもらうんです！　そして、イエス様はこれからずっとＥちゃんと一緒にいて、Ｅちゃんの心を明るく、そして温かく照らしてくださるんです！　皆さんも、イエス様の光を心に受入れて下さい！！！

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