2011年10月2日礼拝

2011年10月2日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜信じて祈ろう！＞

「「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。」
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１．ハイ、１０月に入りました。今月もしっかりイエス様を信じて生きましょうね！今日の題は＜信じて祈ろう！＞という題です。　今までも子ども礼拝やファミリー礼拝で、本当の神様をしっかり信じた人、また神の子どものイエス様の事を強く信じた人たちのお話を聞いてきましたね。ノアさん、アブラハムさん、リベカさん、そして先週は一人のお母さんがイエス様を信じたお話でしたね。　信じるって、スゴイ事だなあと思います。

　　ちょっと面白い事をしてみましょう。袋から棒を出します。…ホラ、結構長いでしょ。これくらいは手品で出来るんです。じゃあね、これよりもっともっと長くて大きな棒が出せると思いますか？　天井に届くくらいの。出来るでしょうか、無理でしょうか？・・・出来ます！　信じますか？　これは別に信じなくてもいいですけども。ホラホラホラ、本当に出たでしょ！　ビックリしましたか？

　　これはただの手品ですし、私の事は信じなくてもいいですけども、でもイエス様の力は本物です！神様の御子ですから、神様の力で素晴らしい事をして下さるんですね！　私たちが「ちょっと無理なんじゃないかな、難しいんじゃないかな、出来ないんじゃないかな…」と思う事でも、イエス様には出来る！

　　その事をどれくらい信じるかが大事なんですね！　イエス様は、私たちに「もっと信じて欲しい。神の子であるわたしをもっと信じて欲しい」と願っておられるんですね！

２．今日の場面では、なんと悪霊に取りつかれてしまった男の子が出てきます。悪霊っていうのは悪魔の子分です。神様もいるけど悪魔も本当にいる。天使もいるけれど、悪霊も本当にいるんです。そして人に取り付く事があるんですね！

　　なんでこの男の子が悪霊に取りつかれてしまったのかは書いてないんですけども、悪霊っていうのは、ある意味カラスみたいなもんで、どっか留まる所を探してると思うんです。それで「あ、コイツは留まりやすそうだ」と思う人に取り付くようですね。「コイツは俺に心を開いてくれそうだな。占いをやったり、パワーストーンに頼ったり、偶像を拝んだり。コイツなら俺と仲良くしてくれそうだ」とか。

　　でも逆に、私たちがしっかりイエス様を信じていたら、イエス様と仲良くしていたら、悪霊は心の中には入って来れませんから！　だからイエス様をしっかり信じて、イエス様といつも仲良くしていることが大事です！

３．さて、この悪霊に取りつかれたこの男の子は、言葉が普通にしゃべれなくなってしまった。ウ～とか。そして突然バタンと倒れてしまったり、口からアワを吹いたり、体をイーッとしたり、そして自分から水の中に飛び込んで溺れそうになったり、燃えている炎の中に飛び込んで焼け死にそうになったり。とにかく悪霊はこの男の子を苦しめるんですね。殺そうとする！　皆さん、悪霊や悪魔は人間を苦しめたり、命を奪おうとするんです！　イエス様は逆です。命を与えようとされるんです！

　　そんな訳でこの子のお父さんは、なんとかこの子を助けて欲しいと、イエス様のお弟子さん達に頼んだんですね。　ところが弟子たちでは悪霊を追い出せませんでした。それで「なんで追い出せないんだろう、なんでだろう、どうすればいいんだろう。声が小さいんじゃないか・・・」「お前たちは律法の勉強が足らんのじゃ」「じゃあアンタやってみろよ」と、弟子たちと律法学者とずっと議論していました。

４．そこへ他の所に行っていたイエス様が来られました。「あ、イエス様」「あなたがたは彼らと何を論じているのか」　そうしたらこのお父さんが「カクカクシカジカ、お弟子さん達では追い出せなかったのです」と。「ああ、なんという不信仰な時代であろう。」と嘆かれた。弟子達もそうだし、このお父さんもそうだし、どうして皆、神の力を信じられないのか、と。「神様を信じる」とか「イエス様を信じる」っていう「信じる」というのは、このコンセントみたいなもんなんです。コンセントをつなぐと、発電所につながっていて、電気がつくんです。コンセントがつながってないと電気がつきませんね。私たちがイエス様を信じる、というのは、イエス様にコンセントをつなぐのと同じ。「信じます」と言って繋がると、信じる人に素晴らしい事が起きるんです！

５．「その子をわたしの所に連れてきなさい」とイエス様は言われました。お父さんは言いました「出来ますれば」「（新改訳）もし、おできになるものなら、私たちをあわれんで、お助けください。」

　　「イエス様なら絶対に出来る」とは、このお父さんは信じてはなかったんですね。「イエス様に出来るかな、出来ないかな。息子を治して欲しいけど、この方でも無理かも知れないな。無理ならいいんです。他をあたりますので…」と疑いの気持ちがある。　コンセントで言うなら、接触が悪い。しっかり挿してない。つながったり、つながらなかったり。

　　そこでイエス様は言われました、“「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。”

　　イエス様に対して、１００％信じないで、疑ったり、出来るかなー出来ないかもなー、と半信半疑ではいけないんですね！　疑いはコンセントの接触を悪くする。でも信じるならば、信ずる者には、どんな事でもできる！　信じる人は、イエス様のスゴイ力を知る事が出来る！　見る事が出来る！　体験する事が出来る！

　　そうしたら、このお父さんは慌てて「信じます。不信仰な私を、お助け下さい」と叫びました。半分疑うんじゃなくて、「（イエス様には出来ると）信じます」と言いました。イエス様は私たちに心から「信じます！」と言わせたいんでしょうね。

６．そうしてイエス様はその男の子に取りついている悪霊を叱りつけました、「言うことも聞くこともさせない霊よ、わたしがお前に命じる。この子から出て行け。二度と、はいって来るな」。そう命令されたら、悪霊は神の御子イエス様には逆らえませんから、叫び声をあげて出て行きました。そして男の子はバタッと倒れたけども、イエス様が起してあげると、すっかり普通の状態に戻っていました。　このお父さんは信じたので、イエス様の素晴らしい御業を見る事が出来ました！

　　そして弟子たちが後でこっそり聞きました、「私たちはどうして霊を追い出せなかったのですか」と。するとイエス様は「この類は、祈りによらなければ、どうしても追い出す事はできない」と。

　　「祈る」っていうのは、神様の力、イエス様の力を信じる、頼る、お願いするっていう事です。自分で出来る、と思ったら祈らないでしょう。弟子たちはもしかしたら自分の与えられた力で出来るだろう、と思って、あまり祈らなかったのかも知れません。よく　祈らないで「なんとか出来るだろう」と思ったら出来なかった。て事は、「祈る」っていう事は、神様とイエス様を信じる、信頼するっていう事ですね！

７．“「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。”　イエス様を疑わないで信じる人は、信じ続ける人は、遂にはイエス様の素晴らしい力を見る事が出来るんです！　信じて祈りましょう！！！

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