2011年4月3日

創世記 1章 1節

                   < 造り主に感謝しよう! >


はじめに神は 天と地とを創造された
                    
(創世記 1章 1節



1.もうすぐ春休みが終わって、4月からピカピカの小学1年生になる人もいますし、ピカピカの高校1年生になる人もいますし、みんな学年が一つ進みますね。色々とドキドキする事があるかも知れません。色んな新しい事、初めての事、ちゃんとできるかなあ、とか、友達が出来るかなあ、とか。でもね、心配しなくても、お祈りしていれば、神様はちゃんと良いものを与えて下さいます。

  そうなんです。父なる神様は私たちに、いつも良いものや必要なものを与えて下さっているんですね。でも、多くの人はその事に気付かなかったり、神様に感謝しないんです。


2.今日は聖書の一番最初のページ、創世記の1章の所、天地創造の話です。1:1、“はじめに神は 天と地とを創造された。”

  本当の神様が、一番最初にこの宇宙も、地球も全てをお造りになったんですね。 偶然に自然に出来たんじゃないですよ。本当の神様が、宇宙を造ろうと思われて、計画してお造りになったんですね。そして神様が一番造りたかったのは、私たち「人間」だったんですね。パパとママが「子どもが欲しい」と思うように、神様は人間を造りたかったんです!


3.でも、宇宙にまだ何も無いのに、いきなり人間を造ったらどうですか? 宇宙にポツーン。空気も無い。水も無い。ご飯も無い。光も無い。友達もいない。 それでは生きていけませんね。だから神様は、私たち人間が生きていけるように、まず先に一つ一つ必要なものを造って下さったんですね。

  (第一日目)まず「光」ですね。 この世にもし「光」がなかったら大変ですね。全部、真っ暗だったら。難しい事を言うと、この「光」っていうのが、この宇宙を量る基準というか、ものさしなんですね。

  (第二日目)次に「水」。空の上の水(雲)と下の水(海、川)。水がないと絶対に生きられませんね。そして、ちゃんと上の水と下の水が循環するようになってるんです。

  (第三日目)「陸」私たちは魚じゃないんだから、地球が全部、海だったら生きれません。しっかりした地面、大地が必要です。そして植物。果物とか野菜とか、実がなる植物。食べ物が無かったら生きられません。

  (第四日目)「太陽、月、星」。太陽が無かったら、寒くて寒くて、地球全体が凍え死んでしまいますよね。 地球全体が凍っちゃうでしょう。太陽は大きなストーブみたいなもんです。太陽も月もありがたい、神様が私たちのために与えて下さったものです。

  (第五日目)「魚」。魚も食べれなくなったら困りますね。「鳥」

  (第六日目)「色んな動物」。もしも動物がいなかったら淋しいよ。それにきっと色んな動物がいて、自然が回ってるんだと思います。そして私たち「人間」。 私たちに「命」を与えて下さった。しかも、素晴らしい事には、私たち人間を一人ぼっちに造られたんじゃなくて、奥さん、子ども、家族、友達を造って下さいました!


4.こんなに色んなものを、父なる神様は、私たちが生きるために、造って、与えて下さっているんですね!

  ところがっ、どうでしょう? 果たして、世界中でどれくらいの人たちが、神様に感謝してるでしょうか?! 私たちが生きるために必要な、こういうものを与えてくださっている神様に、全然感謝しないで生きている人もいっぱいいると思うんです。

  それどころか、神様に感謝するどころか、「ええ? 俺は神様なんて信じないよ。神様なんている訳ないじゃん」と言って、神様を無視して、神様を認めないで、神様を信じないで、それなのに神様から与えられている恵みは、当たり前のようにもらっている。


5.先週ラーメン屋さんに行ったんです。勿論お祈りして食べました。 それで隣りのテーブルにある家族が座った。そしてラーメンが来た。なんと「いただきます」も言わないで食べ始めたんです。 勿論お祈りもしない。神様に感謝もしない、「頂きます」も言わない、食べ物が食べれる事を、誰にも感謝する事もせず、当たり前のようにただ食べるんですね! 日本では当たり前かも知れない、でも改めて考えるとどうでしょう。


6.今回、世界最大の大きな地震が日本に起きました。そして色んなものを失いました。失って初めて、そのありがたさが分かった事がいっぱいあると思います。例えば、「水」。放射能で大分汚れてきた。 今までキレイな水が飲めてたっていう事はとてもありがたい事だったんだな、と思いました。 野菜やお米やパンや、食べ物があるっていうのもありがたい事なんだ、と改めて思った。今まで感謝もしなかった人もいっぱいいたでしょう。

  キレイな空気がある、明かりがある。 命がある、生かされている今まで生きているのが当たり前、それほど感謝もしなかったかも知れない。 そして、家族が一緒にいる、友達がいる 神様が私たち人間に与えて下さっていた全てのものが、ありがたかったんだと、改めて気付いた事がいっぱいあるんじゃないでしょうか!

  もしかしたら、神様は「これらのものを創造し、あながたに与えた、そして命を与えた真の神である私に心を向けなさい…」と言っておられるのではないでしょうか?!


7.“はじめに神は 天と地とを創造された。”  天と地を造られた神様に感謝しましょう! 私たちに命を与えて下さった神様に感謝しましょう! 私たちに色んなものを与えて、生かして下さる神様に感謝しましょう!





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