2011年1月2日

コリント人への第二の手紙 5章 17節

                  < 新しくなる方法


だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。
 
古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである

                         
(コリント人への第二の手紙 5章 17節



1.皆さん、主にあって新年おめでとうございます! 2011年、新しい年が始まりました。 今年、皆は「何か新しい事をしよう」とか、「何かを新しくしよう」とか、考えているかも知れませんね。 あるいは「ボクは、私は、今年は新しくなるぞっ」って決心してる人もいるかも知れませんね。

  牧羊者のワークに、こんな面白い質問がありました。
『新しい年、新しい気持ちになるために何をしたらいいと思いますか?』
(ア)滝にうたれる。 (イ)引越をする。 (ウ)目標を壁に貼る。 (エ)机の上をきれいにする。 (オ)新しい靴下をはく。 (カ)新しいエンピツを使う。

  確かに、どれも悪くはない気がするけれども、一時的かなっていう気がしますね。しばらくは新しい気分にはなるだろうけども、しばらくだけっていう気がしますね。

  例えばこういう風に、鉛筆とかノートとか消しゴムとか、持ち物を新しくしても、時間が経てば、また汚れて、シワになったり、破れたり、ボロボロになってしまいますね。心が新しくなる訳じゃない。


2.またこういう家族がありました。いっつもケンカばっかりしている仲の悪い家族がいました。 「なんでうちは皆ケンカばっかりするんだ。 そうだ、引越をしよう。家が狭くて古いからケンカするんだ。 ちょっと頑張って新しい家に引越をしよう。」

  そうして新しい家に引越した。 ところが、家は新しくなったけれども、やっぱり相変わらずケンカばっかりしていました。

  そういうふうに、おうちが新しくなっても、あるいは学校や、仕事が新しい所に変わっても、あるいは結婚相手を新しくしても、持ち物や周りの環境を新しくしても、自分の心が新しくなる訳ではないんですね!! 


3.じゃあ、心が新しくなるためにはどうしたらいいんでしょうね?  そこで今日の御言です。“だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。”

  つまりイエス様が、私たちの心を新しくして下さる事が出来るんですね! 逆に言うと、私たちの心を新しく造りかえる事が出来るのは、神の御子のイエス様しかいない!という事です。

  この言葉を言ったのは、パウロさんという人ですけども、パウロさんは前はサウロさんっていったんだけども、前はサウロさんはイエス様を信じない人でした。信じないどころか、物凄く憎んでいました。

  「イエスなんて、ただの人間なのに、それを神様だなんて言って、信じてる奴らは絶対に許せないっ。全員とっつかまえて、女でも子どもでも、牢屋にぶち込んでやるっ」 そういう人。心の中は、いつも怒りと憎しみに燃えていました。

  「大祭司様、クリスチャン達はダマスコの方に逃げていった様です。私に追いかけさせて下さい。一人も逃がしません。」「ウム、行け」 そうしてクリスチャン達を捕まえに行く道の途中、突然、物凄くまぶしい光がサウロさんを照らしました。「ウワッ、まぶしい!」『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか』「主よ、あなたはどなたですかっ」『わたしは、あなたが迫害しているイエスである

  サウロさんは今まで、「俺はイエスが神の御子だなんて絶対に信じないっ」と思っていたけれども、イエス様に出会ってしまった! そして、イエス様に自分の名前を呼ばれて、そしてイエス様の眩しい光で照らされた! イエス様の光は、単に体を照らす光じゃなくて、人の心を照らす光なんですね!

  そうして心を光に照らされたサウロさんは、今までの自分の罪と間違いが分かった。でも三日間、目が見えなかった。その三日間、本当に自分の罪を悔い改めたと思います。 「おお主よ、どうか赦して下さい。今まで私はなんという大間違いをしてきたんだ。 自分では正しいと思いながら、全く神様に逆らっていた。そしてなんという酷い事を、クリスチャン達にしてきたんだろう・・・」

  そのサウロさんのもとに、アナニヤというクリスチャンの人が来て、手を置いて「兄弟サウロよ、あなたが来る途中で現れた主イエスは、あなたが再び見えるようになるため、そして聖霊に満たされるために、私をここにお遣わしになったのです」。

  そうして目が見えるようになっただけじゃく、その心が全く新しく変えられました!イエス様を信じない者から信じる者に、イエス様を憎む者から愛する者に、そしてクリスチャンは敵から家族になった、心は怒りと憎しみから、喜びと感謝に変わった!


4.イエス様には人の心を新しくする力があるのです! これは今でもそうです。勿論、「ピカ、眩しいっ、目が見えなくなった」、そういう事はめったにないでしょうけども、あるかも知れないけども、イエス様は今も、心で出会う事が出来ます!そして、人の心を光で照らされるんですね! それは聖書の御言で心を照らされる場合も多いでしょう。 そうすると、その人の心は新しくされます!

  去年もね、やっぱりイエス様に出会って、そして心を光で照らされて新しくされた人がいますし、既にイエス様を信じてるクリスチャンの人でも、更にイエス様の光に照らされ続けて、かなり変わったなあ、更に新しくされたなあ、っていう人もいます。

  私、自分でも思います。やっぱりイエス様の光に照らされ続けると、体は歳をとるけれども、心はどんどん(少しずつ?)新しくされていく気がします!

  そして最近、教会に着始めたばかりと言う人も、イエス様の光に照らされてくると、本当に変わってきますよ! 「あれ、○○ちゃん、最近ずいぶん変わってきたね。明るくなってきたね。 なに?教会、行ってんの? へぇー」なんて。


5.“だれでもキリストにあるならば、その人は新しく造られた者である。
   古いものは過ぎ去った、見よ、すべてが新しくなったのである。”

  今年、いよいよイエス様によって、私たちの心を新しくして頂きましょう!!!





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