2010年9月5日礼拝

2010年9月5日

創世記　15章 6節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 天を仰いで、神様を信じる ＞

「アブラムは主を信じた。主はこれを神の義と認められた。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（創世記）

１．９月になりましたね。夏休みの間は、子どもも大人も、アッチに行ったりコッチに行ったり、もしかしたら、心も神様のことを忘れて、気持ちがアッチに行ったりコッチに行ったりしてた人もいるかもしれませんけども、ぜひまた９月から落ち着いて、もう一度しっかり、父なる神様とイエス様と聖霊様を信じて、みんなで礼拝していきましょうね！

２．今日は久しぶりに「メーちゃん」に登場してもらいましょうかね。

メー：「呼ばれて飛び出て、ジャジャジャジャーン！」
牧師：「あなた、ハクション大魔王じゃないんだから。」
メー：「いやー、みんな久しぶり。クリスマス以来かな。元気だったか。
　　　　本当に出番がタマにしか無いからさあ・・・、久しぶりに会ったら、みんな大きくなったなー。」
牧師：「親戚のおじさんか。ところで、夏休みはもう終わって、今日は９月最初の日曜なの。」
メー：「もう９月？　ボクが冬眠してる間に？」
牧師：「そう、だからね９月からも神様をしっかり信じて欲しいんだけど、『神様を信じる』と言えば、
　　　　　やはり旧約聖書に出てくる『アブラハム』さんを思い浮かべるよね。」
メー：「アブラハムさん？　なんか、ずいぶんカロリーが高そうだね。コレステロールが。」
牧師：「別に油ののったハムの事じゃないからね。　そういう名前なの。
　　　　　前は『アブラム』って言う名前だったんだけどね。」
メー：「やっぱりカロリー、高そう。『あぶらみ』、なんて。」
牧師：「『ア・ブ・ラ・ム』。　とにかく、このアブラムさんと奥さんのサライさんは、赤ちゃんがずーっと
　　　　欲しかったのに、全然与えられなかったの。
　　　　そうして、もうアブラムさんは８０歳以上のおじいさん、サライさんも７０歳以上のおばあさんに
　　　　なってしまったの。」
メー：「ありゃまあ。　それじゃあ、もう赤ちゃんは無理だねー。」
牧師：「普通に考えれば、そうだよね。　まだもう少し若い時はアブラムさん達も、
　　　　希望を持ってたと思うの。神様が、前に前に子孫を与えるっていう約束をして下さったから、
　　　　本当に生まれるかも知れないと思って。でもね、いつまでたっても、何年たってもその願いが
　　　　かなえられないから、もう本当に待ちくたびれて、疲れちゃって、二人ともだんだん元気が
　　　　なくなってきちゃったの。笑顔も無くなってきた。『ああ、もうどうせ無理だ』と思って。」
メー：「うぅ、かわいそう･･･。待つっていうのは、ツライからなー。」
牧師：「でもね、そんな時、神様がアブラムさんに語りかけて下さったの。」
メー：「え？！　神様の声が聞こえたの？」
牧師：「そう、『アブラムよ、恐れてはならない、わたしはあなたの盾である。
　　　　あなたの受ける報いは、はなはだ大きいであろう。』　簡単に言うと、あなたはとっても
　　　　祝福されているのだから、心配しなくていい、っていうこと。」
メー：「フムフム」
牧師：「けれども、アブラムさんは、「でも神様、あなたは全然、子どもを与えてくれないじゃ
　　　　ありませんか」って、文句というか不満を神様に言ったんです。」
メー：「なるほど。そりゃあ無理も無い。」
牧師：「そうしたら神様はね、アブラムに、夜の空の星を見せました。そしてね、こう言われた、
　　　　『天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい。』」
メー：「わー、星がたくさん！（イラスト）」
牧師：「また言われました、『あなたの子孫はあのようになるでしょう。』」
メー：「えー、つまり、子どもや子孫があんなたにいっぱいになるって事？」
牧師：「そういう事。　でも今、まだ一人も子どもがいないのに、しかも、おじいちゃん・おばあちゃんに
　　　　なってるのに、そんな事言われても、信じられる？」
メー：「う～～～ん」
牧師：「ところが、この星を見たアブラムさんは、その神様の言葉を信じたの！」
メー：「へーっ！　よく信じたね。」
牧師：「そう。きっとね、このたっくさんの星を見ながら、こう思ったと思うんだよね。
　　　　宇宙だって、最初は何もなかったんだから。その何もなかった宇宙に、神様はこんなに
　　　　たくさんの星を造る事が出来るんだ！　神様はこの宇宙だって造ったんだ！
　　　　だから、神様に出来ない事は何もないんだ！　だから、子孫だって、
　　　　たくさん与えて下さる事が出来るんだ！って、
　　　　信じたと思うんだね。」
メー：「なるほど。　確かに宇宙を見てると、神様って何でも出来るんだって思うね。」
牧師：「そうだよね。スカイツリーなんて目じゃないよ。神様は宇宙を造っちゃうんだから」
牧師：「ここがとっても大事だと思うんだけど、私たちは、ついつい小さな自分を見ちゃうでしょ。
　　　　そりゃあ自分を見たら、小さいし、弱いし、無理だと思っちゃう。」
メー：「うん、羊も弱くて無力だ…」
牧師：「人間もそうよ。アブラムさんもサライさんも自分たちを見たら、もう年を取ってるし、
　　　　赤ちゃんが生まれるなんて無理だと思った。そりゃそうだ。でも、天を見ないといけない。
　　　　神様を見ないといけない！　神様を見たら、神様を思ったら、神様には出来る！
　　　　もう無理だと思う事も出来る！と信じる事がすごく大事！！！」
メー：「アブラムさんは、主を信じたんだね！」
牧師：「そう、そしてやがて本当に赤ちゃんが生まれました！イサクは双子を生んで、孫のヤコブﾞは
　　　　１２人の息子を生んだ。そうして子孫がいっぱい増えました。
　　　　私たちもアブラムさんのように、神様を信じたいですね！（信じたい！）」
　　　　「簡単な事を信じるのは簡単だと思う。　でも、難しい事を信じるのが難しい。私たちの現実の
　　　　生活の中でも、色々と難しい問題があります。」
メー：「人間は大変だな。」
牧師：「本当だよ。でも、その難しい問題、なかなか解決されない問題、もう無理だと思われる、
　　　　諦めそうになる、失望しそうになる問題こそ、神様には出来る！　もう一度、天を見上げて、
　　　　宇宙を造られた、何でも出来る神様を信じていきましょう！！！」
メー：「アーメン！」

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