2010年4月4日

ローマ人への手紙　6章 4節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 私たちもよみがえる ＞

「キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、
　わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ローマ人への手紙　6章 4節）


１．イースターおめでとうございます！　今日はイエス様がよみがえられた事をお祝いする日ですけども、よみがえられたって事は、その前に死なれた訳ですね。

　　おとといの金曜日はイエス様が十字架にかかられた日でした。　いいですか、よく分かっていると思いますけども、これは「私の身代わり」「自分の身代わり」なんですよ。この十字架には本当は皆一人一人が、「私」が架からなければならなかったんですね。なぜなら、私たち全員、大人も子どもも、皆、悪い心があるからです。本当は私たちが、父なる神様から捨てられねばならなかったのです。

　　みんなゴミはゴミ箱に捨てますね。なぜなら、ゴミはもう要らないものだし、汚れていたりするから。　私たちも本当は、神様から捨てられなければならなかったんですね。ゴミ捨て場に。　人間が神様から捨てられてしまうゴミ捨て場の事を「よみ」と言うんです。そして捨てられたゴミの最終的な運命はどうなるかと言うと、燃やされてしまうんですね。燃えるゴミのように。

　　本当は私たちが捨てられねばなりませんでした。　どうですか。私たちが神様からゴミのように捨てられたら。イヤですね。恐ろしいですね。私たちが「よみ」に行ったら大変ですね。　けれども、私たちの代わりにイエス様が、父なる神様にゴミのように捨てられて下さったのです。


２．けれども、イエス様はその「よみ」から、よみがえられたんですね！　この身体は確かに死んだし、霊も「よみ」に捨てられたけれども、二度と死ぬ事のない、新しい体を頂いて、よみがえられたんですね。

　　正確には、父なる神様によってよみがえらされたのです！　なぜよみがえらされたかと言うと、それは、もうイエス様が私たちの罪の罰を受け終わったから。全ての人間の全ての罪の罰を、もう全部身代わりに受けた。　もういいですよ。もうOK。「よみ」から帰って来なさい、という事です！


３．さあ、けれども、イエス様がよみがえられた事をまだ知らないお弟子さん達や女性達はずーっと悲しんでいました。　そして日曜日の朝早く、女性達はイエス様が葬られたお墓に行きました。イエス様の死んだ身体に香油を塗るためでした。　ところがお墓に行ってみると、天使がそこにいて、お墓のフタは空いていた。そして、イエス様の死んだ体はなかった。

　　天使はこう言いました、「イエスはよみがえって、ここにはおられない。」（マルコ１５：６）
女性たちは恐れながらも、大喜びで、お弟子さん達に知らせに走って行きました。すると、よみがえられたイエス様本人が女性たちに現われて、「平安あれ」と言われました。


４．今日の御言をもう一度、見て下さい。“キリストが父の栄光によって、死人の中からよみがえらされたように、　わたしたちもまた、新しいいのちに生きるためである。”

　　このように、イエス様が、死んで、よみがえられた、という事は、イエス様を救い主として信じる者も、新しい命によみがえる、という事なんです！　私たちの体は、皆いつか死にますね。全員死にます。　けれども、イエス様がよみがえった事を信じる者は、その人もまた新しい命によみがえるのです！

　　今日はこれから小学１年生の男の子が洗礼を受けます。彼もイエス様を信じたんですね。だから、彼も新しくされるんです！　私たちもみんな、イエス様のよみがえりを信じて、新しく、生まれ変わらせていただきましょうね！





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