2009年11月1日

エゼキエル書　47章 9節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 人を生かす川 ＞
 
「この川の流れる所では、すべてのものが生きている。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（エゼキエル書　47章 9節）


１．１１月になりました。新しい会堂に移ってから３回目の礼拝ですね。皆さん、ここに来るのもだんだん慣れて来ましたか？　この場所の一つの特徴は、教会の前に川があるんですね。「呑川」って言うんです。自然の川じゃないですけども。この川は、昔はすごく汚くて臭かったそうです。
　　でも最近はきれいになって、よく見るとお魚も泳いでいます。先生は、この新しい教会の前に川があるのも、偶然ではないと思っているんです。

　　この新会堂の話が最初に出てきた時の御言、イザヤ書４３：１９
　　“見よ、わたしは新しい事をなす。やがてそれは起る、あなたがたはそれを知らないのか。わたしは荒野に道を設け、さばくに川を流れさせる。”
　　ほら、川が出てくるでしょう。


２．さて、今日の聖書の箇所にも川が出てくるんですね。　エゼキエルさんという、神様の言葉を伝える預言者がいました。このエゼキエルさんもまた、よく神様の幻を見る人だったんですね。

　　ある時、神様はエゼキエルさんに不思議な幻を見せられました。それは神殿の幻でした。真の神様を礼拝するための神殿。そしてなんと、この神殿の下から「水」が流れていたという。最初はね、ほんの少しの水だったそうです。
　　（これくらいかな・・・「神殿」じゃくて「新聞」から水が出るマジック。）


３．けれども５００ｍぐらい東に進むと、クツがチャポンと、つかるぐらいの深さになった。更に500ｍ進むと、ひざがつかるぐらいの深さになった。更に５００ｍ行くと、腰がつかるぐらいになった。
　　更に５００ｍ行くと、泳げるほどの川になったという！最初はほんのチョロチョロの水だったのにっ。

　　それだけではありません。たくさんの魚がそこで元気に生きていて、また、たくさんの果物のなる木が生えていた。


４．神様はこういう不思議な幻を見せられたん。これはどういう意味なんでしょうね。神様はこう言われました、４７：７〜１２、
　　“・・・おおよそこの川の流れる所では、もろもろの動く生き物が皆　生き、また、はなはだ多くの魚がいる。これはその水がはいると、海の水を清くするためである。この川の流れる所では、すべてのものが生きている。・・・”

　　この「川」っていうのは、聖霊なる神様の事を指しているんですね！　聖霊様っていうのは、色んなものに例えられます。「火」のようだと言われたり、「風」のようだと言われたり、そして「水」のようだと言われています。

　　「水」っていうのは生き物を生かすんですね。木とか花も水がないと生きられません。お魚も鳥も動物も、そして人間も水がないと生きられません。「水」は生き物を生かす。

　　そして、聖霊なる神様は「人」を生かす、人の魂に命を与えるんですね！つまり、人を救うんです！

　　つまり、この聖霊様が働かれるところ、聖霊様の水が注がれるところでは、人が活かされる！人が救われるんですね！ そして、最初はその聖霊様の働きが小さいように思えても、どんどん大きく広がっていくんですね！


５．今日、実は、この回り中の地域に、この「グッドタイムズ」が新聞に挟まって配られたんです。新聞から水じゃなくて、「グッドタイムズ」が挟まって出てくるんです！

　　そこには聖書の御言とお証しが書いてあります。もし、聖書の御言を読む人に、聖霊様の水が流れるなら、その人は生かされます。　もし、聖霊様の力によって、その人がイエス様を信じる事が出来たら、その人は救われます！

　　最初は小さな水の流れかも知れない。けれども、だんだんそれが大きくなっていくでしょう！東京教会という神殿から、聖霊の川が、聖霊の命の水がどんどん流れていったら、そしてどんどん人が生かされていったら、本当に素晴らしいですね！！！

　　そして教会全体だけでなく、イエス様を信じている私たち一人一人から、聖霊様が宿っている私たち一人一人から、聖霊の水が周りに流れていくように、期待しましょう！

　　“この川の流れる所では、すべてのものが生きている。”




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