2009年9月6日

使徒行伝　16章 10節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 主の招き ＞

「これは彼らに福音を伝えるために、神が私たちをお招きになったのだ。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（使徒行伝　16章 10節）


１．夏休みも終わって９月に入りました。子どもも大人も、また新しい気持ちで、神様を一番大切にして、礼拝して、信じて、従って行きましょうね！
　　さあ、今日は久々にパウロさん登場ですけども、昔はとても恐いパウロ（サウロ）さんでした。クリスチャンを迫害していました。

　　サウロ：「ビシビシッ。イエスを信じる奴は、俺がこのロープで捕まえて、縛ってやるっ」

　　けれども、よみがえったイエス様に出会って、変えられました。

　　イエス様：（ピカーン）　「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」
　　サウロ　：「うわっ、ま、まぶしい･･･主よ、あなたは、どなたですか？」
　　イエス様：「わたしは、あなたが迫害している　イエス　である。」

　　それからパウロさんはイエス様を信じ、誰よりも熱心にイエス様を伝える人に変えられました。そしてパウロさんは、（地図）色んな遠くの町に出かけていっては、まだ救い主イエス様の事を知らない人たちにイエス様の事を教えてあげました。


２．でもねー、みんな、イエス様を信じてるって本当にいいよね！ 先生、おととい、歯医者に行ったんです。 虫歯なおしに。歯医者さんってドキドキするよね。イスの上に寝かされて、身動きできない。一人ぼっち。不安だよねー。どれくらい痛いのかなーって。「チュイーン･･･」
　　でも、そんな時に「イエス様、助けて下さいっ。無事に終るように守って下さいっ･･･」て、心の中で祈りました。

　　たかが歯医者だけれども。でもね、人生にはもっと色んな不安な事、恐い事、大変な事がありますけども、そんな時に「イエス様、助けて下さい！　支えて下さい！」って呼ぶ事が出来る、イエス様を信じてるっていう事は本当に素晴らしい事ですね！！！

　　逆に言うと、この素晴らしい救い主イエス様を知らないっていう事は、本当に心の奥底が不安で、寂しくて、恐い事だと思うんです。　だから、パウロさんも、このイエス様を知らない人たちに教えてあげたい、って思っていたんですね！


３．ある時、パウロさんと仲間のシラスさんが、西の町の方にイエス様を伝えにいこうと旅をしていると、聖霊様がストップをかけられたんですね。（聖霊の炎）まるで「今は、こっちの町で語ってはいけません」と言っておられるかのように。

　　パウロさんとシラスさんは本当は行きたかったんだけれども、「そうか、神様がこっちに行くなと言われるなら、やめよう。じゃあ、今度は北の方に行ってみよう。」 けれども、しばらく進んでいくと、また聖霊様が行くのを止められた。

　　分からない。一体、聖霊様は私たちをどうされたいんだろうか？　どっちの方向に行かせたいんだろうか？しばらく、分からない時があります。そういう事はよくあります。 分からない時は、祈って、待つしかありません。（寝る）


４．そうすると、ある夜、パウロさんは幻を見ました。海の向こうに住んでいるマケドニヤの人が、「マケドニヤに渡ってきて、わたしたちを助けて下さいっ」と、しきりに願うのでした。
　　「どうか、どうかお願いします。私たちのところに来て下さい」と。これを見た時に、パウロさんはハッと気付きました。

　　パウロ　：「そうか、これは彼らに福音を伝えるために、神がわたしたちをお招きに
　　　　　　　　　なったのだ」と確信しました。

　　パウロ　：「おい、シラス、起きなさい。マケドニヤに行くぞっ」
　　シラス　：「・・・分かった、分かった、マケドニヤね・・・マケドニヤ？！　マケドニヤ
　　　　　　　　　って海の向こうのマケドニヤの事かい？！」

　　もしかしたらシラスさんは、ずいぶん遠くへ行くんだなあと思ったかも知れないけども、でも、神様が招いておられるのがハッキリ分かったから、スグに舟に乗っていきました！

　　そうして海の向こうに遠くに住んでいる人たち、勿論イエス様の事を知らない人たちに、イエス様の事を教えてあげたんですね。


５．今でも、神様は私たちを「こっちに来なさい」とか「今度はあっちに行きなさい」とかね、色んな事を通して教えて下さるんですね！（先生もそうでした。） それは色んなご計画があるからだけど、でもね、神様が私たちを色んなところに招かれたり、連れて行かれるのは、その行く先々で、行く所で、イエス様を知らない人に教えてあげるためなんですね！！！

　　それは遠くの場合もあるし、案外、すぐ近くの場合もあるけど。　幼稚園の中かも知れないし、小学校の中かも知れないけど、そこにイエス様の事を知らない人が必ずいますね。たくさん、いますね。でもね、たくさんの人にいっぺんに話せませんね。

　　ここが大事ですよ。心を静かにして、神様に聞いてみましょう。　誰にイエス様の事を最初に教えてあげたらいいか。するとね、きっと教えて下さると思います。

　　じゃあ、今日のみ言葉を読んでお祈りしましょう。
　　“これは彼らに福音を伝えるために、神が私たちをお招きになったのだ”

　　「父なる神様、私の周りには救い主イエス様を知らない人がたくさんいます。信じれば、罪を赦して下さって、いつも一緒にいて、助けて下さって、そして、天国に連れて行って下さる、この素晴らしいイエス様を知らない人がたくさんいます。　　でも、たくさん居過ぎて、誰にイエス様の事を教えてあげたらいいか分かりません。パウロさんのように、『今、この人に、このお友だちに、〔誰々さん〕に教えてあげなさい』と、ハッキリ教えて下さい。そのための愛と勇気と信仰を与えて下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。」




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