それはどういう事かって言うと、子どもの時から、人間にとって人生にとって一番っ大切な方を信じるという事です！！！ このシャツで例えるなら、一番、上のボタンをちゃんと、はめるべき所にはめてないから間違っちゃったように、一番の上の、一番大切な真の神様を心にちゃんとはめる事、これが一番大切なことなんですね！
２．イエス様も子どもの時がありました。 神様の子どものイエス様は、赤ちゃんの姿になってこの世に来て下さいましたね。という事は、イエス様も、０歳、１歳、２歳、３歳･･･ていうふう育っていかれたんですね。ルカ2章40節にこうある通りです、
“幼な子は、ますます成長して強くなり、知恵に満ち、そして神の恵みがその上にあった。”
子どもが成長するっていうのは、体が健康で大きくなる事も大切、お勉強して頭が賢くなる事も大切、でももっと大事な事は、神様の恵みを頂いて育つ事！ 人間は体だけじゃなく、頭だけじゃない、心、魂がありますね！いくら体が大きくなって、頭が良くなっても、心が悪くて、人を傷つけたり、自分を傷つけたりする大人になったら悲しいですからね！
３．さて、イエス様が１２歳になった時、ちょうど小学６年生ぐらいの時、こんな事がありました。お父さんのヨセフさんとお母さんのマリヤさんと一緒にエルサレムの神殿に行きました。それは「過越の祭り」という礼拝を、大勢の人達と一緒にするためでした。神殿っていうのは、神様に特別に礼拝を献げる場所、教会みたいなものですね。
そして礼拝を献げ終わって、また近所の人とか親戚の人とか、皆で一緒に住んでいる村に帰り始めました。電車とかありませんから、一日中歩いて帰るんですね。ところが、「あらっ、イエスがいないわ」という事に気付きました。大変、迷子になったのかと思って必至に探しました。そしたら三日目に見つけた。なんと迷子になってたんじゃなくて、ずーっと神殿にいたんですね。神殿にいて、聖書に詳しい学者たちと一緒にずーっと話をしていたんですね！聖書の学者さん達は、イエス様がまだ１２歳の子どもなのに、聖書の事をあまりにもよく分かっているので、ビックリしていました。
それをヨセフさんとマリヤさんが見つけて、「イエス、心配したじゃないのっ。お父さんも私もずっとあなたを探していたのですよっ」と言ったら、イエス様はキョトンとして、
「どうしてお捜しになったのですか？ わたしが自分の父の家にいるはずのことを、ご存じなかったのですか」と言われました。
ヨセフさんも、マリヤさんも「へ？ 何を言っているの、この子は？」と思いました。
「お父さんはこのヨセフお父さんでしょ？」と思ったけれども、イエス様が言ったのは、このヨセフお父さんの事ではなくて、天のお父様である神様の事を言っていたんですね！
「この神殿は、天のお父様である神様の家だから、ボクは神様の家にいたんですよ」と答えられたんですね。
４．私たちにも大切なお父さんとお母さんがいます。お父さんお母さんを大切にして、言うことをよく聞いて下さい。けれども、私たちにはお父さんお母さんよりも、もっと大切な方、もっとその言う事を聞かなければならない、従わなければならないお父さんがいます。それが天のお父様、神様です！
さっきのボタンで言うなら、一番最初のボタンです！ みんなのお父さんも、この天の父なる神様によって造られたんです。
だから、イエス様は「一番大切な天のお父様の家にいるんですよ」というふうに言われたんですね！
５．みんなも、イエス様のように小さい時から、子どもの時から、父なる神様を一番、誰よりも大切にして、そして神様の家である教会に来て、礼拝して歩んでいきましょうね！！！
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