2007年2月4日

エペソ人への手紙　2章19節

　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜　神の家族 ＞

「そこであなたがたは、もはや異国人でも宿り人でもなく、聖徒たちと同じ
　国籍の者であり、神の家族なのである。」　　（エペソ人への手紙　2章19節）


１．今日はお昼から教会総会っていうのがあるんですが、ところで「教会」って何だと思いますか？いつも言うけど建物の事ではありません。勿論、建物の事も教会って呼ぶんだけど、聖書で言っている「教会」っていうのは、イエス様を信じている人達の集まりの事。イエス様を信じる人が一人だけでは「教会」とは言いません。クリスチャンが何人も集まっている、その集まり、グループの事を「教会」って呼ぶんですね。

　　でね、聖書を見ると、その教会を色んな言い方で呼んでいます。たとえば「教会とは、キリストの体です」。イエス様が頭。頭と体は一心同体、繋がってる。

　　それから「教会は、イエス様の花嫁です」。イエス様が花婿さんで、教会を愛しているから。そしてね、今日の聖書の箇所では「教会は、神の家族です」って言われています。


２．みんなも、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟とか、家族がいるでしょ。それも家族だけど、それは普通の家族。「教会は神の家族」。特別な家族。神様のことを「天のお父様」って呼ぶでしょ。そして、イエス様は神の子ども。でも、私たちもイエス様を心に信じたら「神様の子ども」にしてもらえるんですね。

　　ヨハネ1章12節、「彼（イエス様）を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、彼は神の子となる力（神の子どもとされる特権）を与えたのである。」

　　だから、イエス様を信じたなら、私たちはみんな神の子ども。天のお父様の子どもたち。だから、「神の家族」なんですね！


３．でも、そうやって、せっかく神の家族にしてもらったんだから、本当に家族らしく、どうせなら良い家族でありたいなあと思いますね！普通の家族でもそうですけども、家族って言っても色々あります。仲のいい家族、仲の悪い家族。　早く帰ってきたくなるような、ほっとする家族もあれば、思わず家出したくなるような家族もあるかも知れない。

　　どうですか、皆さんの普通の家族はどうですか？夫婦、親子、兄弟。　いい家族関係ですか？楽しく仲の良い時もあれば、ケンカする時もあるかも知れません。

　　家族がいい家族になっていくかどうかは、それは家族しだいです。お父さん、お母さん、子どもたち一人一人次第です。一人一人が、いい家族になろう、いい家庭にしていこうと願って、心がけていくかどうかです！


４．神の家族も同じです！天のお父さんを敬おう（朝、起きたら、「お父さんお早うございます」。まず、朝のあいさつから）。天のお父さんのいう事をよく聞いて、守ろう。そして、長男であるイエス様に見習おう、お手本にしよう。　そして兄弟同士、仲良く、なんでも話したり、「何番面のお兄ちゃんが最近元気がないみたいだ。どうしたんだろう」と心配し合ったり。

　　後で行われる「教会総会」は言うなれば「家族会議」です。神の家族の家族会議。どうすれば、教会が更に素晴らしい神の家族になっていけるか、皆で心を合わせる時なんです。

　　最初っから理想的な家族なんて無いんです。ある意味、家族ぐらい難しい関係は無いんですから。でも、いい家族になる事を、目指していくんです！愛と信仰によって！

　　“あなたがたは・・・神の家族なのである。”



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