2006年12月3日

イザヤ書　40章1〜5節

　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜　主の栄光を待つ ＞

「こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（イザヤ書　40章5節）



１．１２月に入りました。今年２００６年も最後の月を迎えました。そして、今日から「アドベント」と言って、クリスマスを待ち望む時に入ります。旧約時代の人達は「救い主が早く来て欲しい、イエス様に早く来て欲しい」と思って、待ち望んでたんですね。

　　毎年思うんですけれども、「神様を待ち望む」とか「神様に期待する」とか、スゴク大事ですね！「待ち望む」とか「期待する」の反対の言葉は、「あきらめる」。　「もうダメだ、どうせ、神様に期待したって、神様に祈ったって、どうぜ何もしてくれないよっ」というのは「あきらめる」。神様に何も期待しなくなったら、クリスチャンも終りですね。

　　でも、神様を信じて、イエス様に期待して、待ち望み続ける事を、止めてはいけない、あきらめてはいけないと思います！


２．このイザヤ書というのは、まだイエス様が来られるだいぶ前に書かれたんですけど、「救い主がやがて来ますよ。信じて待ってなさい」っていう事がいっぱい書いてあります。

　　イスラエルの人々は、昔、バビロンという国に連れ去られて入って、非常に悲しい、また苦しい時代がありました。それは自分たちが神様に背いた罪、偶像を拝んでいた罪とかの結果、そういう苦しみにあったんですね。

　　けれども、神様がイザヤという預言者を通して、約束の言葉を語って下さいました。

　　1、2節。「慰めよ、わが民を慰めよ。」　悲しんでいる、泣いている、わたしの民を慰めよ。もう罪は赦されている。悲しみが慰められる日、苦しみが喜びに変わる日が近づいている！


３．そして、もうすぐ救いが来るから、イエス様が来られるから、神様からの大きな恵みが注がれるから、備えて待ってなさい、心を整えて備えなさい、と。
　　（3節）「荒野に主の道を備え、さばくに、われわれの神のために、大路をまっすぐにせよ。」

　　今、あちこちで道路工事してるでしょ。道路をきれいにしてるんだね。別にイエス様を迎える準備をしてる訳じゃないだろうけど。

　　私たちの心はイエス様の方にまっすぐ向いてるでしょうか。よそに向いてないでしょうか。あるいは心の部屋は色々なもので散らかってないでしょうか。

　　神様に本当に期待してる人は、やはり色々備えると思います。最初から期待してない人は、何も備えや準備をしないでしょう。イエス様を迎える心の準備、祈りが答えられた時のための受け取る準備。


４．（5節）「こうして主の栄光があらわれ、人は皆ともにこれを見る。」
　　どうですか、みんな今、何か神様に祈ってる事がありますか？お願いしてる事がありますか？なかなか聞かれないと思っても、期待して、祈って待ちましょうね！神様は、信じて、期待して、祈り待ち続ける人の祈りに、いつまでも答えられない事は決してありません！いや、もう答えられてます！　私たちが思うタイミングじゃないかも知れないけれども。神様の時がある。そして、「主の栄光」、「やっぱり神様は素晴らしい！」と思わず叫びたくなるような、主の栄光を見る、のです！



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