2006年8月06日
使徒行伝 14章15節
< 本当の神さまを知らない人に >
「天と地と海と、その中のすべてのものをお造りになった生ける神に
立ち帰るようにと、福音を説いているものである。」(使徒行伝 14章15節)
1.夏休みどうですか?おじいちゃん、おばあちゃんの所に行ったり、旅行に行く人も いると思います。今日の聖書に出てくるパウロさんとバルナバさんも旅行に行ったんですけども、それは普通の旅行と違うんです。それは、「伝道旅行」って言って、遠くの国や町には、まだ本当の神様を知らない人たち、そしてイエス様を知らない人たちがいっぱいいるので、その人たちのところに行って、本当の神様とイエス様の救いを伝えに行くために旅をしたんですね。 それが伝道旅行です。
【人形劇】
(パウロさんとバルナバさんは聖霊様に送り出され、アンテオケ教会から船に乗って旅をしました。そして今日はルステラという町に行きました。その町の多くの人達は、ギリシャ神話の偶像の神様を信じてる人達でした。そこに足の不自由な人がいて、座ったまま、パウロさんたちの話をじっくり聞いていました…)
パウロ :「皆さん、皆さんはギリシャのたくさんの偶像の神々を信じている事でしょう。
けれども私たちは、天地を造られた真の唯一の神様と、救い主イエス様の事を
お伝えするためにやってきましたっ…」
足の不自由な人 :「…フムフム、そうか」
パウロ :「ん、あそこに座っている、あの足の聞かない人は、さっきから私たちの
話をよーく聞いているぞ。そして、あの目は信じている目だっ。よし」
「じー…、あなたはイエス様を神の子・救い主と信じますね。では、自分の
足で、まっすぐに立ちなさいっ!」
足の不自由な人 :「ハ、ハイッ。た、立てるっ。ヤッターッ、ハレルヤッ!
(踊りながら去る)」
民衆A :「ウワー、ス、スゴイ。み、見たか今のっ。」
民衆B :「見た見た。あの方たちは人間じゃねえ。きっと、ギリシャ神話のゼウス様と
ヘルメス様に違いねえっ。大事にしてねえと、バチが当たるぞ。」
民衆A :「そ、そうだ。お供えものをしなければっ、ど、どうぞ。(拝む)」
パウロ :「ちょ、ちょっと、皆さん、なんでこんな事をするんですかっ。やめて下さい!
私たちもあなたがたと同じ人間ですっ。拝まないで下さいっ!
いいですか皆さん、ゼウスとかヘルメスとか、そんなのは人間が勝手に考えた
神です。本当の神様はそんなに何人もいません。本当の神様は、
天と地と海を造られ、その中のすべてのものをお造りになった、
ただお一人の生ける神様です!皆さんがこの本当の生ける神様の元に
立ち帰るように、私たちは福音を伝えに来たのですっ!皆さん考え
て下さいっ。天から雨を降らせて下さるのは誰なのか?食べ物の収穫を
与えて下さるのは誰なのか?様々な恵みを与えて下さっているのは
誰なのか?造り主なる真の神様です!」
そうやって、パウロさんたちは、本当の神様を知らない人たちに、教えてあげました。でも、私たちの住んでるこの日本の国でも、たっくさんの人が本当の神様を知らないんですね!だから、皆が旅行に行ったりしても、神社とかがいっぱいあると思います。
そういう所では、それこそさっきの人のように、もう死んだ昔の人を神様として拝んだりするんですね!
人間が神様な訳ないよね?人間は人間だもんね。子どもでも分かるよね。ところがね、この日本っていう国は昔から、人間を神様として拝むという間違いをしてきてる国なんですね!そういう人が多い。
だから、そんな日本の国の中で、私たちは「天地宇宙を造られ、植物や動物を造られ、そして人間を造られた真の神様を信じています!そして、その神のひとり子、イエス様を信じています!それ以外のものは拝みませんっ」っていう信仰をしっかり持つこと、そして人から聞かれた時もその信仰をハッキリ言うことがとても大切です!
そしてね、ぜひ本当の神様を知らない人に、本当の神様について教えてあげられたら、もっと素晴らしいと思います!
“「あなたがたがこのような愚にもつかぬものを捨てて、天と地と海と、その中のすべてのものをお造りになった生ける神に立ち帰るようにと、福音を説いている」”
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