2006年2月5日

使徒行伝　2章42〜47節

　　　　　　　　　   　　　   　　　　　 　 ＜ 最初の教会 ＞

「日々心を一つにして、絶えず宮もうでをなし、家ではパンをさき、よろこびと、
　まごころとをもって、食事を共にし、神をさんびし、すべての人に好意を持た
　れていた。そして、主は、救われる者を日々仲間に加えて下さったのである。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　 　　　　（使徒行伝　2章46,47節）


１．今日は、お昼から東京教会の、一年に一回行う「教会総会」っていうのがあるんですね。「あーそうかい」ってひと事みたいに言わないで下さいね。皆の教会の総会ですから。で、総会っていうのは、去年一年間の教会の歩みを振り返って、そして「今年も皆でイエス様を信じて歩んで行きましょう」っていう風に、心を合わせる会なんですね。

　　で、今日は聖書の中に一番最初の教会が誕生した時のことが書いてあるんだけども、そこからお話したいと思います。東京教会は今年、誕生してから20年目を迎えるんですね。でも、世界で最初の教会が誕生してからは、もうすぐ2000年目を迎えます。100倍、長いですね。


２．さあ、イエス様は私たちの罪の身代わりに十字架につけられて死んで下さったけれども、よみがえられました。　弟子たちはよみがえられたイエス様に出会って大喜びでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【人形劇】

　　ペテロ：「ヤッター。イエス様がよみがえられた！これからもイエス様が一緒にいて
　　　　　　　　下さるんだ。もう怖いものはないぞっ。イエス様、これからどうするんです、
　　　　　　　　何をするんですか？」

　　イエス：「それは『待つ』事です。天から聖霊が降りて来られるのを待ちなさい。
　　　　　　　　聖霊が宿れば、あなたがたはわたしの事を人々に伝える事が出来る『証し人』に
　　　　　　　　なるでしょう。」

　　（天に昇る。マタイ28：20）「（上を見上げる）ああ、イエス様っ、イエス様ーっ」･･･

　　天　使：「ガリラヤの人たち、どうして天を見上げて立っているのですか。イエス様は天に
　　　　　　　　帰られました。でも、またあなたがたの所に来られます。」

　　ペテロ：「ハッ、そうだ。今、俺たちがする事は、祈って聖霊様を待つことだ！」（皆で祈る）

　　　　　　　「皆で心を合わせて祈ろう。神様、私たちは無力な者です。今のままでは、
　　　　　　　　イエス様の事を人に話す勇気もありません。私は人に聞かれた時、怖くて
　　　　　　　『イエスなんて知りません』と３回も言ってしまいました。約束の聖霊様を
　　　　　　　早く送って下さいっ。アーメンっ」

　　ﾅﾚｰﾀｰ：（そうして祈り続けて10日目、スゴイ風の音と共に、聖霊様が炎のような姿で来ら
　　　　　　　　れ、そして一人一人の上に宿りました。）

　　ペテロ：「ウワー、なんか心が熱く燃えてきたぞー。イエス様の事を人に伝えたくなってき
　　　　　　　　た！」

　　ﾅﾚｰﾀｰ：（その頃、外には大勢人が集まっていました）「なんだなんだ、今スゴイ音がした
　　　　　　　　けど」

　　ペテロ：「皆さん、聞いて下さい。５０日ほど前、あなたがたは皆、イエス様の事を『十字架
　　　　　　　　につけろ』と叫んで、死刑にしてしまいました。しかしよく聞きなさい。そのイエス
　　　　　　　　こそ、聖書でずっと預言されてきた神の子・救い主なのですよ！


　イエス様はよみがえられて、今、天の神様の隣りにおられるのです！あなたがたの罪が、その神のみ子を十字架につけたのです！」


　　民　衆：「エーッ、そうだったのか…、どうしよう、俺たちは神の怒りを受けて、地獄に落とさ
　　　　　　　　れるのかーっ。私たちはどうすればいいでしょうかっ」

　　ペテロ：「神様の前に、罪を悔い改めて、心から謝りなさい！そしてイエス様を信じなさい！
　　　　　　　　そうすれば、罪はゆるされます。そしてあなたにも聖霊が宿ります！」

　　民　衆：「ああ、悔い改めますっ」


３．こうして、その日、たくさんの人がイエス様を信じて、最初の教会が出来ました！！！（使徒行伝46、47節）。イエス様を中心にして、心を一つにし、一緒に礼拝し、一緒に食事し、そして「クリスチャンっていいなあ。教会っていいなあ。ボクもイエス様を信じたい」って言う人が次々起きました！私たちの教会も、この最初の教会を目指して進みましょう！！！



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