2006年1月1日
コリント人への第一の手紙 3章6～9節
＜ 育てる神様 ＞
「成長させて下さるのは、神である。」
（コリント人への第一の手紙 3章6節）
「主にあって、新年おめでとうございます！」
東京教会の2006年標語聖句として、Ⅰコリント3章6節（後半）の御言が祈りのうちに示されました。
「成長させて下さるのは、神である。」
これは言うまでもなく、信仰の成長のことです。父なる神様は私たちの信仰を成長させて下さるのです！
昨年末には二人の小学生が洗礼を受け、とても感謝でしたが、これが完成ではなく、まさにこれからが信仰の成長の始まりなのです。 信仰をマラソンに譬えるなら、今までは準備運動で、洗礼を受けたことでスタートを切ったのです。 イエス様は私たちの前を走って手本や目標となり、また隣で一緒に走って下さり、また時には後ろから背中を押して励まして下さいます。
私自身のことを振り返りますと、クリスチャンになった時、救いの喜びでいっぱいになりましたが、 まさしくそこからが信仰を成長させようとされる神様のお取り扱いの始まりでした。
それは、順調に一歩一歩成長するというよりも、むしろ失敗や悩みや挫折を通し、また自分の様々な弱さを思い知らされることによって、 しだいにイエス様と御言に寄りすがらずにはおれないようになっていったのです。しかし、
それこそがまさに信仰の成長でした。
先日、ある方から頂いたクリスマスカードにこうありました、 「（この歳になって）聖書の御言が少しずつ心にしみてくるようになりました」と。
信仰を持ち始めた若いころにはまだよく分からなかった、御言の深い意味、神様の愛、イエス様の十字架、自分の罪…。クリスチャンとして年月を重ねていく時、信仰は必ず深められていく筈です。
エペソ3章14～19節に、 「（キリストの愛の）広さ、長さ、高さ、深さを理解することができるように」とあります。子供の成長を願う親のように、神様はあなたの信仰の成長を願っておられるのです。 一つ聞きましょう、
「あなたは自分の信仰の成長を願われますか？」
今年、東京教会は誕生してから２０周年を迎えます。神様がこの教会を、教会としていよいよ成長させて下さるようにと切に祈りましょう。そして、私たち一人一人の信仰が成長させられることを、神様に期待しましょう！
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