2005年12月18日

ルカによる福音書2章8〜20節

　　　　　　　　　   　　　　　　　　　　＜ わたしの救い主 ＞　

「見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。
　きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。
　このかたこそ主なるキリストである。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　  　　　（ルカによる福音書2章10〜11節）



１．こうして今年も、クリスマス礼拝の日を迎える事が出来ました。今日の聖書の場面は、イエス様がこの世に来られた知らせを、天使がまず羊飼い達に伝えた場面です。

　　「見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。」

　　イエス様が救い主として来られたっていうのは、この世界の全ての人のためなんですね。「そんなの俺とは関係ないよ」って思ってる人がいっぱいいるんだけど、イエス様と関係の無い人は一人もいないんです。「すべての民に与えられる大きな喜び」なんだから！

　　そして「きょうダビデの町に、あなたがたのために救い主がお生まれになった。」

　　この時の羊飼い達は全ての人間を代表して、その知らせを聞いたのです。皆さん、あなたのために救い主がお生まれになったのです！


２．しかも、イエス様は近くに来て下さった。12節。つまり家畜小屋で生まれました。羊飼いにとっては、一番遠慮なく会いに行ける場所です。後はイエス様を拝みに行くだけ（15、16、20節）。

　　多くの人はイエス様を遠くに感じているかも知れませんが、実際は本当に近いと思うんですね。その人がイエス様を信じていようと信じていまいと、イエス様はすぐ隣りにまで来ておられるんですね！あなたの隣りにまで来てる。家で言うなら玄関前まで来てる。本当にイエス様を信じるか信じないか、扉一枚のことです！心の扉一枚のこと！

　　また、イエス様を信じるという事を難しく考えておられるかも知れません。けれども、そうではない。ある意味、非常に簡単な事。子どもでも、出来る訳です。


３．先週は小学６年の女の子が洗礼を受けました。今日は小学２年のうちの長女が洗礼を受けました。私はまだ早いんじゃないかと思ったんです。よく分かってないんじゃないかと。けれども当人に聞いたら、「…天国に行きたい。そして自分に罪がある事が分かる。
　　時には友達を悲しませてしまったり、自分の悪い心を思い知らされる時には、自分がイヤで涙が出る時もある。でも、イエス様がそれを赦すために十字架にかかってくれた。その事を信じる…」と言うんです。子どもでも、自分の罪が分かります。

　　でも今、建築偽装問題をニュースで見ていると、大人っていうのは中々自分が悪かったとは言わないもんですね。ウソついてでも、自分が悪かったと言わない。そりゃあ人の前ではいいですよ。シラを切り通して。でも、ああやってあの人たちは、神様の前にもずーっと「私は悪くない。私に罪は無い」って、死ぬまでそう言い続けてら、やっぱり、死んだら地獄に行ってしまうでしょう。


４．マタイの１８章にこうあります（1〜4節）。何かの会社の会長だ、と言って、権威をもってる人が偉いのか。多くの人の上に立ってる人が偉いのか？人の前に偉そうにしている人が偉いのではなく、神様の前にへりくだっている人が本当に偉いのだ。そして、イエス様を「自分の罪を赦して下さる神の子・救い主」と心にお迎えした者が天国に入ることが出来る！

　　ある意味、難しい事ではありません。子どものように神様の前にへりくだって、自分の罪を神様の前に認めて、私のために来て下さったという救い主を、私の罪を赦してくれるという救い主を、死んだら天国に連れて行ってくれるという救い主を、信じるだけ！

　　あなたのための救い主。イエス様を今日、「私の救い主」として信じ受け入れませんか？




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