2005年11月6日

マタイによる福音書　5章13〜16節

　　　　　　　　　       　　　　＜ あなたがたは地の塩、世の光 ＞　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  
「 あなたがたの光を人々の前に輝かし、そして、人々があなたがたのよい
　おこないを見て、天にいますあなたがたの父をあがめるようにしなさい。」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（マタイによる福音書5章16節）



１．今日は後で児童祝福式がありますが、最近、神様が子供たち一人一人を「わたしの元に来なさい」って、教会に呼んでおられるなあ、引き寄せておられるなあという感じが特にします。きっと神様は、 みんなの心が柔らかい子供の内から神様の事を知って欲しい、イエス様の事を信じて欲しいと願っておられるんだと思います！
　　そういう訳で子供の時からイエス様の所に来てるのはとても素晴らしいことですね！


２．さて、父なる神様とイエス様は、そんな風にご自分の元に来て、本当の神様を信じてる人、イエス様を信じてる人は、こういう風であって欲しいと願っておられる事があるんです。それは一つは、「あなたがたは地の塩である。この世の中で、塩みたいになって下さい」という事。

　　塩みたいになるってどういう事だろうね？ある先生が言ってたけどね、この世の中っていうのはどんどん甘くなってるんだって。何にでもお砂糖どんどんかけちゃうみたいに、特に罪に対して「甘い」。どんな悪い事しても「まあいいんじゃないの。固いこと言わなくても、自由がいいんじゃない」と。世の中は砂糖みたいに甘い。

　　でも塩は、食べ物が腐るのを防ぐ役割があります。先生、前にキュウリのサンドイッチを作った事があるんだけど、一日たったら、もうそのキュウリが腐ってたの。それは塩でキュウリをもむのを忘れてたの。次から、塩でもむようにしたら大丈夫でした。

　　この世の中っていうのは、罪や悪いことで腐ってる事がいっぱいあるんですね。罪っていうのは人間の心を腐らせてしまうんですね。子供の世界でも大人の世界でも、罪で腐ってる部分がいっぱいあります。その罪で腐るのを防ぐ「塩みたいな人になって下さい」っていう事です！お友達が悪いことをしてる時に、一緒になって悪い事をしてたら、全然、塩の意味が無いというか、イエス様を信じてる意味がありません。罪を罪と言える「塩」であって欲しい、罪を犯してる人のために祈る「塩」であって欲しい、という事です！


３．そして二つ目は「あなたがたは世の光である。この世の中で、光みたいになって下さい」。この世の中っていうのは暗いんですね。ニュース見てても、暗い話ばっかりです。誰が事件を起こした、悪い事をしたっていう罪の話ばっかりですね。だからこの世の中は罪で暗いんです。悪い事がどんどん広がって、どんどん暗くなってる。そういう中で、こう言われてます。１６節。光みたいになるっていうのは、良い行いをする事です！

　　でも良い行いって何だろうね？　実は、一番良い行いは、神様を礼拝することです！ 私たちが神様を礼拝してる姿が、この暗い世の中にあって一番、光を放つ事です！ 日曜日は、造り主なる真の神様を特に覚えて礼拝する日です。でも多くの人は本当の神様を知らないので、日曜日はただ休んだり遊んだりしています。私たちが日曜日に教会に集まって一緒に神様を礼拝する事は、一番神様が喜ばれるし、人々の前に光り輝く事です。

　　そして、その次に良い行いは人を愛すること！人に優しくする事です。もし悲しんでるお友達とか、いじめられてるお友達とか、淋しそうにしてるお友達がいたら、ぜひ優しくしてあげて下さい。それが世の光になるっていうことです！そうしたら、周りの人がそれを見て、　「神様を信じてる子って、イエス様を信じてる人って、こういう風なんだー」って思って、神様のこと・イエス様のことを知る事が出来るんです！（１６節）

４．私たち一人一人が、この世の塩、この世の光となれるようにお祈りしましょう！



　　　　　　　このペ−ジのTOPへ　　　　　前週へ　　　　　翌週へ　　　　　一覧表へ戻る