2005年10月2日

テモテへの第二の手紙 2章1節

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 弱いけれど、強くされる！ ＞
                                                                                     
「あなたはキリスト・イエスにある恵みによって、強くなりなさい。」　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（テモテへの第二の手紙 2章1節）


（※　第一日曜はファミリー礼拝なので、子供に話すように語っています。）

１．さて、今日の題は「弱いけれど、強くされる！」。　みんな、自分は「強い」と思いますか？ 「弱い」と思いますか？強い、弱いにも色々ありますね。　たとえば体が強い。病気をしない、風邪をひかない、とか。体は強いけれども、心が弱いとか、意志が弱いっていう人もいるかも知れません。ねー、人間って強いんだろうか？弱いんだろうか？ まず最初、人間が生まれた時、赤ちゃんの時はやっぱり弱いよねー。子供の時も弱いね。じゃあ大人になったら強くなるのかと言ったら、子供より体は強いかも知れないけども、やっぱり大人になっても弱いと思います。弱い人ほど強そうに見せます。動物でもそう。

２．人間はもともと弱いと思うんです。ていうか神様が人間を弱く造られたと思います。人間って弱いなあ、自分って弱いなあって、知る事が、まず最初にスゴク大事な事です！ みんなは、どんな時に自分は弱いなあ、と思いますか？

　　特に心が弱いかな。何か決心しても続かない。悪い事はしたくないと思っても、してしまったり。逆に神様に喜ばれる事をしたいと思っても、出来なかったり。勇気が無い。
　　「人間は弱い。自分は弱い」という事を知る事は大事。　自分の弱さを知らない人には、神様はまずその人の自分の弱さを教えようとなさると思います。

　　そしてイエス様は、私たちの弱さを知っていて下さいます。なぜなら、イエス様も私たちと同じ人間になって下さったからです。

３．でもっ、　聖書には「弱くありなさい」とは書いてないんです！実は聖書の中を見ると、「強くありなさい。強くあれ」っていう言葉がいっぱい書いてあるんです！

　　さっきも「♪雄々しくあれ、強くあれ〜」って賛美しましたね。ヨシュア記の御言葉です。今日の御言葉を読んでみましょう！（1節、読む。）　テモテさんっていうのは、とても気が弱い人だったようです。臆病だったり、スグお腹が痛くなる。でも「強くなりなさい」って言われています。　でも、強くなれって言われても、自分ではなれないね。

　　ここに「キリスト・イエスにある恵みによって」って書いてあります。簡単に言うと、イエス様によって強くされなさい！強くしてもらいなさい！ イエス様は強いんですね！ 悪魔の誘惑にも勝つし、悪霊を追い出す事もできるし、十字架の死にも逃げないで向かって行ったし、死んでも「死」に打ち勝ってよみがえられたでしょう！　だからイエス様は誰よりも何よりも強い！　無敵！　そのイエス様に強くしてもらいなさい！

　　もし、私たちが色んな事で、自分は弱いなあ、と思う時、その時こそイエス様にお祈りするんです！「イエス様、私は弱いです。あれをする事も、これをする事も自分の力では出来ませんっ。イエス様、私を強くして下さい！あなたの力によって強くして下さいっ！」そうやってお祈りして下さい。そうしたら必ず、不思議に強くされます！今まで自分に出来なかった事が出来るようになってくるんですっ！　これは本当ですよ。

４．聖書に出でくる人たちも、最初は弱かったんです。アブラハムさん、モーセさん、ギデオンさん、ペテロさん。私のお父さんもそうでした。弱い人が、イエス様にお祈りして、どんどん強くされていって、「あんな事も出来た、こんな事もできるようになった！」昔の自分には考えられなかったような事ができるようになる！　１節。まず自分の弱さを知り、そして弱いままではなく、イエス様にお祈りして強くしてもらいましょう！



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