2005年9月25日

ヨシュア記18章2〜3節
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜ 祝福を取りに行く ＞

                                                                                           
「あなたがたは、先祖の神、主が、あなたがたに与えられた地を取りに行くのを、いつまで怠っているのですか。」　（ヨシュア記18章3節）


1．今日の題は「祝福を取りに行く」という題です。　「果報は寝て待て」という言葉はある意味、聖書にはありません。むしろ、祝福は取りに行くものです！と言ったって、そんな難しい話ではありません。なんかガムシャラに、自分の力で頑張って努力と根性で祝福を勝ち取れって言ってるんじゃない。もう祝福は目の前に用意されている、スグ近くにある。後はそれを取りに行くだけ！


2．久しぶりにヨシュア記を開きます。約束のカナンの地を大方勝ち取りまして、その土地をみんなに分配するところです。各部族、また各家族に土地を分け与えていった訳です。（カナンの土地を分け与えるというのは、天国を一人一人に分け与えるという象徴的な意味があります。）

　　その際、ある五人姉妹がヨシュアさん達に申し出ました。うちは男の跡取りはいないけれども、女である私たちにも土地を下さい、と。（１７章３〜６節）。これは以前にも約束された当然の権利なんですね。でも言わないともらえなかったかも知れません。

　　神様の祝福もそうです！言えばもらえるのに、約束に基づいて、祈ればもらえるのに祈らないからもらえないっていうのは、本当に勿体ない、損ですね！取りに行かないから、もらい損なってる事があるでしょう！　神様とのやりとりとはそういうものです。


3．とびまして今日の箇所、１８章２，３節。カナンの地はもう全てイスラエルのものとなった訳ですから、それを具体的に自分たちのものとして分ける作業をしないといけない訳ですが、七つの部族はまだ動き出していなかった。土地を分けるにしても、まず土地の形や大きさを調べて、まず地図を作らないといけません。でも、その作業をまだしていませんでした。怠っていた。イザやるとなると結構大変だと思ったか、まだ生き残っている敵がいっぱいいるから恐いなあ、と臆病になったか。

　　父なる神様は、与える神様なんですね！親である神様は子供に与えたいんです！いろんな恵みや祝福を与えたいと待ち構えておられるんです！その備えがいつでもあるんですね！こっちがもらいに行くのを怠ってるだけなんです！！！

　　例えば、私たちの手元には聖書があります！恵みと宝が詰まった宝庫なんです！でも「読むの面倒臭い」とか言って、読むのを怠ってたら、手元にあるお宝が自分のものにならない！
　祈りもそうです。（ヤコブ4章2節）「あなたがたは、求めないから得られないのだ。」

　　日曜の礼拝も、祝福を取りに行かなければ。また、いろんな特別な集会の恵みもそうです。やはり恵みをもらいに行かないと。やはり特別な恵みが更に欲しいと、飢え渇きをもって、時間をかけ、交通費をかけ、手を伸ばし、足を伸ばすならば、やはり用意された特別な恵みを頂くんですね！！！　祝福を取りに行く、労を惜しんではならないっ！祝福を取り行くことを怠っていてはなりません。


4．そして何より、「イエス様の救い」という最大の祝福は、全ての人間の分の用意が既にあるのです！そしてその救いは遠いのではない！イエス様は言われました、「時は満ちた、神の国は近づいた。悔い改めて福音を信ぜよ」。救いはスグ近くにまで来られたのです！後は、その祝福を取りに行くだけです！！！　（ヨシュア18章3節）

　　22節に「この子」と！　最上の愛で迎えられた！　最上の喜び、祝いがあった！ 神様のもとに帰るっていうことは、そういうことです！！！　（ヨシュア18章3節）




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