けれども、実際に教会に行くということは、とても敷居が高く感じられることかも知れません。あるいは健康のことや様々な理由で、「行ってみたいけど、なかなか行けない」という方もおられるかも知れません。
そこで、まずはホ−ムペ−ジをぜひ、ご覧下さい。そこには教会の様子、写真、集会の案内、そして聖書のメッセ−ジなどが載っています。
よく聖書では、イエス様と私たち人間の関係が「羊飼いと羊」に譬えて言われます。クリスチャンが「教会」という囲いの中にいる羊なら、一般の方は囲いの外にいる羊です。しかし全ての羊は、本来、羊飼いの元にいて、羊飼いに導かれてこそ、安心であり、幸いなのです。まずはホ−ムペ−ジを通して、羊飼い・イエス様の声を聞いてみて下さい。
信仰を与え、育てられる神様 （Ｔ．Ｍさん 40代男性）
私は今から１５年ほど前にクリスチャンになりました。九州から上京し、パソコンなど全く知らずにＩＴ関係の会社に入社した当時の私は、慣れない難しい仕事に取り残されそうになり、悩みと不安でいっぱいでした。連日深夜に及ぶ仕事で、睡眠時間３、４時間という日が続き、３年近く経った頃には本当に嫌になってきました。一番辛かったのは人間関係でした。人が信じられなくなり、会社を辞めようかと思いました。
そんな時、交際していた家内に連れられて教会に行きました。自分に教会は関係ないと思っていた私は、お茶や食事の出る集会だけ、仕方なく付きあっていっていました。
ところがある伝道集会で、「すべて重荷を負うて苦労している者は、わたし（キリスト）のもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。」という聖書の言葉が語られた時、なぜか私の心はその言葉に捕らえられ、イエス様を救い主と信じ、やがて洗礼を受ける事になりました。まさか私がクリスチャンになるとは・・・当時の事を考えると今でも不思議で仕方がありません。
・・・しかし、クリスチャンになったとは言え、日常の中で自分で自分が嫌になる事も少なくありません。成長がなく、なかなか聖書も読まず、追い込まれないと真剣に祈れません。
先日、インフルエンザで４０度の熱を出し、家で寝込んでいた時、何もする事がないのでボ−っとしながら何気なく聖書を開きました。普段は忙しさを言い訳に、なかなかじっくり読む事もありませんが、奇しくも病床でゆっくり読む事ができました。そして、「あなたがたは神の宮であって、神の御霊が自分の内に宿っていることをしらないのか。もし人が、神の宮を破壊するなら、神はその人を滅ぼすであろう。なぜなら、神の宮は聖なるものであり、そして、あなたがたはその宮なのだからである。」という箇所を読んだ時、私はハッとしました。私はクリスチャンとなって、自分のうちに神様が宿っていて下さるのに、神様のものである自分を自分で汚しているんじゃないか・・・忙しいから、と聖書の言葉によって宮を整える事をないがしろにしている・・・と改めて思わされました。神様は、その事にもう一度気付かせるために、病を与え、語りかけて下さったのだと思います。
信仰を持たせて下さり、また信仰を育てようとされる神様に心から感謝しています。
アジアのある国で （Ｔ．Ｊさん）
私はアジアのある国で海外ボランティアとして働いています。その国の多くの人の心はとても失望し、また傷ついています。長年、絶対だと信じていた共産主義が崩壊し、これから何を信じていったらいいのか分からない・・・。また、多くの家庭も崩壊しています。夫たちはアルコ−ル中毒となり、ストリ−トチルドレンになる子ども達も多くいます。
しかし、イエス・キリストは世界の全ての人を照らす光です。この国でも、キリストを受け入れた者は造り変えられ、新しい人生を生きています。
Ｒ青年もそのような一人です。ある時、彼は友人に誘われて教会に行きました。お話はさっぱり分かりませんでしたが、そこにいる人たちの喜びに溢れた顔を見て、「ここには何かがある。ボクもそれが欲しい」と思って、続いて教会に通いました。やがて彼はイエス様を信じるようになっていきましたが、一つだけどうしてもやめられない事がありました。それは麻薬（ヘロイン）でした。ある時、彼はヘロインを前にしながら祈ったそうです、「イエス様、ボク自身にはやめる力がありません・・・。でも、あなたには出来るでしょう？助けて下さい」、そう祈ったそうです。そして祈り終えて、いつものように注射を打とうとした・・・。ところが針が入らない！いつも慣れている事なのに、なぜか・・・。そのうちに面倒になって、やめてしまった・・・。その日、彼の心から、「麻薬が欲しい」という気持ちがなくなってしまったのです！やめたいと思っても自分では止められなかった・・・でも、イエス様は彼をヘロインから解放して下さったのです。人間には出来ない事、でも神の子であるイエス様はして下さったのです。
今、彼はストリ−トチルドレンのために働いています。刑務所にも訪ねていきます。彼を見ていると、本当にイエス様の愛を感じます。滅んでいくしかなかった少年を、イエス様は造り変えて下さったのです。
「すべての人を照らす まことの光があって、世にきた。
・・・彼は自分のところにきたのに、自分の民は彼を受けいれなかった。
しかし、彼を受けいれた者、すなわち、その名を信じた人々には、
彼は神の子となる力を与えたのである。」（ヨハネ１：９〜12）
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